Eyes, JAPAN Blog > お作法 (箸編)

お作法 (箸編)

beko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

一緒に食事をする人の作法が気になること、ありませんか?
私は最近とても気になっています。
特に気になるのが「箸の持ち方」。

突き箸・刺し箸
料理に箸を突き刺して食べる所作。
寄せ箸
箸で遠くの食器を手元に引き寄せる所作。
握り箸
片手で二本の箸を握って食べる所作。
噛み箸
箸を噛む所作。

こういった作法の話をすると、「食べられればそれでいいじゃないか」と反論されることも少なくありませんが、そもそも「作法」というのは実用のための技術ではなく、他人に不快感を与えぬための心配りです。
作法がなってない人の食事は見苦しいですし、同席する自分までが同類と見られては堪りません。
いくら目見が麗しくて着飾った女性でも、箸の持ち方がなってなければ台無しです。(女性に限った話ではありませんが)
外見だけでなく、一つ一つの動作が美しく見えるように気を配ることが大切でしょう。

「子供が嫌がるから」と箸の持ち方をきちんと躾ない親も少なくないようですが、
「大人になってから、箸が正しく持てないばかりに惨めな思いをすることがないように」とこれを躾るのが「親の愛情」だと思います。
また、正しく持てないまま大人になってしまった人も、努力で正しい作法を身に付けることは可能です。
「自分を大切にする」意味でも、たまに自分の箸の持ち方を見直してみるのもいいかも知れません。

正しい持ち方 (本当に?) 変な持ち方 (やりすぎ)
担当: 成田 (小言幸兵衛)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Comments are closed.