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「曜日」って言うな運動

beko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

日付データを扱うためのプログラム (Dateクラス) を書いていたときのことです。
この Date に Wday というメンバ関数を持たせることにしました。
これは、オブジェクトが表す日付が日曜なら 0, 月曜なら 1, …中略…,
土曜なら 6を返す、というものです。

で、この関数 Wday の説明 (リファレンス) を書く段になって、ある疑問が出てきました。
「この関数 Wday が返す整数値が表しているモノを何と呼ぶべきだろう?」
この疑問に対する結論が出るまでの、私の思考過程を以下に示します。

一般には「曜日」といいますが、これはアウト。
Wday が返す整数が表すのは、「日」ではなく、それが属する「範疇」だからです。
(例えば、「月曜日」というのは「月曜」という範疇に属する「日」を表す言葉です。)
なので、この場合は「曜日」という「日」を表す (であろう) 言葉は不適切です。

もっと言えば、「曜日」という語は意味不明です。
「水性ペン」や「油性ペン」といったペンの性質 (分類) のことを、「性ペン」とは呼ばないでしょう。
(この場合は「種類」や「溶性」または単に「性」と言ってしまうのが正確かと思います。)

では、一体何と呼べば良いのか?
「種類」「属性」「性質」……一般的な語はどれもしっくりきません。

それなら、「」ではどうでしょう?
七曜」という言葉があるので、その個々の要素は「曜」と呼ぶのが妥当です。

気付いて見れば当たり前なことですが、単独で「曜」という言葉を使う人は殆どいません。
多分、「明日の曜は?」と訪ねても、「????」となる人が多いのではないでしょうか。

英語でも、”Sunday”, “Monday” のように、「日」と、それが属する「範疇」の区別が明確になっていません。
“day of week” という言い方もあるようですが、こういう確固たる概念には単語で名前を付けるべきではないかと思うのですが……。

担当: 成田 (そんなこと考えてる暇があったら仕事しろ、と?)

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“「曜日」って言うな運動” への2件のフィードバック

  1. たさぴょん より:

    TDay型構造体の属性で持つとか、void *で拡張可能にするとか、っていうかどうでもいいような。

  2. なりた より:

    無粋な……。
    「どうでもいいこと」を真面目に考えるのから面白いのではありませぬか。