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ジレンマ

beko

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昨日今日とにわたって、インターンでお世話になりました。
知識がない上で出来る限り頑張りましたが、なかなか思うようにいかず、焦燥感がつのりました。普段は染織の勉強をしていて、色に携わることや描くことには多く触れているのですが、繊維作品で、多色使いで作品を作るのと、単色使いでウェブ上のデザインを考えるのとでは全く異なり、自分の色彩感覚の弱点が浮き彫りとなりました。一色の中に多色を感じる訓練は積んできた一方、一色が全てを物語る世界は、自分は本当に未熟でした。

ウェブ上のデザインのには、イラストなどの一点ものの画像の他に、壁紙などの、さほど主張はしないものの、存在によって他を生かすものがありますが、これはインテリアでいうところのカーテンのように奥が深く難しいものだと今回改めて感じました。

繊維業界に例えるなら、画像やイラストは個人や文化の世界観を表す呉服や服飾であり、壁紙やウェブ全体の色調は、空間を表すインテリア分野に変換されるかと思います。

日本ではカーテンは限りなく無地でシンプルなものが好まれますが、その分このカーテンのデザインというものは大変難しいものがあります。今回ウンウン頭を悩ませながら、まだまだ未開拓な分野がある現実に気づかされました。

二日間に渡り、大変ご迷惑をおかけしました。
今回のインターンシップでお世話になりましたEyes,JAPANの皆様、本当にありがとうございました。

遠藤

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