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他称マイナー原理主義者のつぶやき

beko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

特に意識しているわけではないのですが, 私が普段使うものはどちらかというとマイナーすぎる, とよく言われます. 例えばブラウザは Opera を使っています. さらに, メールクライアントは Sylpheed, IM は Pidgin, プログラミング言語は Haskell などなど. 個人的にはどれも非常に有名なものばかりだと思っていたりするのですが, 中々その意見は受け入れてもらえません.

私が使うものの中で自分でもこれはマイナーだろうと感じているものは, foobar2000 という音楽 (動画は無理) を再生するソフトウェアです. このソフトウェアの特筆すべき点は, 「処理が軽い」ということです.
見た目の派手なソフトウェアが続々登場している昨今, ハードウェアの要求スペックもどんどん高くなっています. しかし, 私の使っているマシンは PentiumⅢ 1.0GHz を積んだ古いもので, そのようなソフトウェアを使ってしまうと処理が重くなり, いらいらが溜まります. かつて, 時代の流れに乗って iTunes を入れてみたことがあるのですが, 何か選ぶたびに画面が固まって 3 秒後くらいに復帰という現象に陥りました (終了には何秒かかったっけ…) そこで私は, iTunes と Windows Media Player を捨て, foobar2000 に出会ったのでした (foobar = foo + bar であるということにも惹かれました.)

よくよく考えてみると, それぞれのソフトウェアを使っているのにもそれなりの理由があり, 私の使うマシンと私自身のスペックという環境で, メジャーなものは淘汰され, これらマイナーなものが生き残ったということです.

良いと思われているものが常に生き残っていくわけではない, ということかもしれません.

担当: 齋藤 (マイナーであるとは特化されている, ということなのではなかろうか)
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