Eyes, JAPAN Blog > Ready to Rock? リクルートをしている学生さんへ

Ready to Rock? リクルートをしている学生さんへ

Eyes, JAPAN Blog 編集部

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

現在のEyes, JAPANはどちらかというとエンジニアリング寄りスタッフが多いため、3DCGアーティストやWebデザイナといったアート寄りのスタッフ求人で、先週の金曜日に東京で「クリ博 クリエイティブな仕事の博覧会」に出展してきました。

出展は昨年に引き続き2年目なのですが、来場者の多くは、美大や、アート系の専門学校等の就職希望者で今年は約4,000人の来場者で大混雑でした。Eyes, JAPANもベンチャー企業ブースの一角でしたが、昼食をとる暇も無い位ひっきりなしに学生さんに来て頂き、少しでも「Eyes, JAPAN」を知ってもらうべく精一杯がんばってきました。

まず真っ先に、「Eyes, JAPANって何やっている会社ですか?」という質問を聞かれる事が多かったのですが、「魔法と見分けがつかない優れたテクノロジーを創っています」と説明してもなかなか伝わらないので、学生さんと膝を交えて、私やスタッフがEyes, JAPANではどんな事を目指して、どんな会社にしていきたいのかを丁寧に説明したつもりです。

またEyes, JAPANで求められる人材について、いつまでも知的好奇心が旺盛な事、日本だけではなく世界を俯瞰できる視野を持っている事、常に技術に対して貪欲で正直である事、常に上を目指し続ける事、仕事だけでは無く人生を楽しめる事が必要な事をお伝えしました。世の中では売り手市場と言われていますが、会場の学生さんは非常に熱心に真剣にお話を聞いて頂き、まるで鏡の前の自分にEyes, JAPANの将来を聞かれている様な、禅問答の様な気持ちで私自身も今後の会社の事を考える非常に良い機会でした。

会場では、壁に会社紹介等を展示している会社も多かったのですが自分自身の経験からも、素通りして記憶に残る事が少ないので、あえて紙に会社紹介等を虫眼鏡で見ないと分からないくらいの小さい文字で印刷して、足下に虫眼鏡と一緒にばらまいていました。これはJohn Lennonが恋に落ちた有名な、Ono Yokoのインスタレーションである「Yes」からインスピレーションを得たものですが、来場者も大きく分けて以下のタイプに分かれる様です。

1. 上ばかり見て歩いていて紙に気付かなく、踏んづけたりする
2. 一応紙には気付くが、うまく避けてそのまま行ってしまう
3. 紙に何か書いてあるのに気付くが、遠巻きに見てそのまま行ってしまう
4. 紙に何か書いてあるのを見つけて、実際に虫眼鏡で確かめる

知的好奇心を確かめる 4. の選択をしないと、Eyes, JAPANにはたどり着かないのですがこれは以前、Googleでやっていた一風変わった求人サイト広告({ First 10 digit prime in consecutive digits of e }.com)(記事:■Googleの一行広告に込められた厳しいメッセージ)にも通じるものがあるかもしれません。ちなみに皆さんはこの意味はお分かりでしょうか?

求人をする側になった今、感じる事は総じて今の学生さんは就職活動に関してまだまだ勉強不足な感があります、例えば初任給だけで判断したり、高い給料の会社はどうしてそれを維持できるかというカラクリを考えなかったり、やらされる仕事の量や質を良く知らなかったり、インターンシップ等をしなかったり、(海外からみればすでに東京はアジアの中心でないのに)単なる東京思考だったり、業界研究をしていなかったり、会社の目指しているものを会社の言うがまま鵜呑みにしてしまったり、大都市と地方の貨幣価値が同じと思っていたり、30代、40代になった自分のライフスタイルや価値観に照らし合わせて会社選びをしているか疑問に思う場合もあります(そういう私も若い時は、分からなかったので余り偉そうな事は言えませんが)。

世の中全て悪い企業ばかりでは無いのでしょうが、「The Corporation」で分析されている通り企業とは本来、「病的な存在であり、人間と社会に対して大きな影響力を持つ危険な存在である」というのはある意味真実かもしれません。また毎年リクルートを行っている会社の人事のプロにとってみれば、生まれて初めて就職活動する学生さんは、残念ながらまるでボクシングでプロと素人が戦うのと変わらないくらいのハンデがあると思います。

Eyes, JAPANでは、魔法と見分けがつかない優れたテクノロジーを創るために、例えば若い人にはできないとか、大都市でないとできないとか、つまらないルールに縛られる等の今までの常識にとらわれなくてもやっていける事をできるだけ正直に伝えて、これからもそれが可能である事を証明し続けたいと思います。そんな理念に共鳴してくれる「友人」をEyes, JAPANでは常に募集しています。魔法と見分けがつかない優れたテクノロジーを創ってみたい方はぜひ弊社求人ページをご覧の上、メールでいつでもご応募下さい!一緒に世界を変えましょう。

担当:山寺(Chief Chaos Officer)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

One response to “Ready to Rock? リクルートをしている学生さんへ”

  1. いちじょう says:

    おー!さっすが山寺さん。発想がおもしろい(生意気言ってすみません)。おやじになってもがんばりまっす!