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動きのあるウインドウマネージャー

beko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。



私がもっとも好きな OS は Debian なのですが、社長の Mac のインターフェースのおもしろさ (動きなど) を見て、うらやましく思うことがしばしばありました。 特にいいなと思っていた機能は、画面がズームアウトして、ウインドウの一覧が表示される Expose です。

しかし、ついこないだ、Unix 系 OS でも似たような機能が使えることを知りました。 CompizBeryl, それらを統合した Compiz fusion というウインドウマネージャーは、OpenGL を用いて 3D のデスクトップ環境を X Window System 上に提供し、Mac などからインスパイアしたのだろうと思われるような動きが実現されています。

右記の画像は、そのような機能の一部です。 3 年ほど前の型の古いノート PC で動かしているのですが、なかなか軽快に動きます。 特に私が重宝しているのは、やはり Mac の Expose をインスパイアしたと思われる Scale 機能です。 Opera, Sylpheed, OpenOffice, gftp, xterm, gimp, eclipse, etc. を同時に立ち上げた際などに、どこにあるのかタスクバーの文字を読んだり、Alt+Tab を連打することなく、比較的容易に目的とするものを見つけることができます。 特筆すべき点として、この機能は別のワークスペースに置かれているウインドウも同様に表示してくれるので、何番目のワークスペースに置いたのかを覚えておく (そして忘れて探す) 労力も減らせます。

設定は一筋縄でいくわけではないのですが、これを機に Unix 系 OS を使ってみませんか?

担当:齋藤 (窓? とりあえず窓の外に投げてみました)

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