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リーダシップ

beko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

「リーダになりたくない」という人が増えているとか。
言われてみれば、周囲の人々を観察する限りにおいても、そうした傾向は確かに見受けられます。

しかしながら、組織の規模がある程度以上になると「1人のリーダがいて、残りはすべてその人に従う」とった形態では立ち行かなくなります。
そのため、企業・軍隊などの組織は、その構成員を機能ごとに「部」「課」「係」 (あるいは「団」「隊」「班」) といった単位に分割し、それぞれにリーダを割り当てることで全体の統治・運営を行っています。

「リーダ」というのは非常に特殊かつ責任の重い役割に思えるかもしれませんが、(よほど大きな組織でない限り) より高い視点から見れば、「人」という「機能」を束ねるという「機能」のでしかりません。
つまり、「リーダ」というのは、その他の役割と (権限はともかく機能的には) 同列であり、それほど特殊なものではないと言えます。
このような考え方に基づけば、「リーダ」に対して過大な期待や責任, 権限を求めることはなくなるため、誰もが自分の能力に応じてこの役割を引き受けることが可能になるのではないでしょうか。

リーダを立てられないというのは組織としては致命的であり、その原因は「責任を他人に押し付けて、自分は楽をしたい」という個々の (そして全ての) 構成員の幼稚さ・未熟さにあります。
そんな状況から抜け出すための最も手っ取り早い手段は、まず自分が立ち上がること。
あなたがやらねば誰がやる?ってヤツです。

担当: 成田 (2文字以上ならば、最後の “er” は「ー」と表記しない派)

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