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プログラミングはスポーツ

beko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

会津大学公式Webサイトより

去る11月8日・9日に、会津大学にてパソコン甲子園2008が開催され、全国から集結した30チーム60人の高校生が熱戦を繰り広げました。この大会のプログラミング部門に私の母校の後輩たちが出場するということで、観戦と応援に行ってきました。

3年前は私自身が選手として参加したこの大会を、今度は観客席から眺めていると、湧き上がってくる感情はひとつしかありません。「つまんねぇ大会だな」と。

いえ、選手として参加するのはとても楽しいのです。ですが観客にしてみれば、選手が挑戦している問題も配られない、書いているプログラムも見えない、見えるのはただ解いた問題数を示す風船だけ。そんな退屈な時間が4時間も続きます。(選手にしてみれば、「たったの」4時間なのですが・・・。)
この「観客にとって面白みがない」という問題は、パソコン甲子園に限らず、多くのプログラミングコンテストが抱えている問題だと思われます。

プログラミングコンテストも「競技」なのですから、野球やサッカーのように、観戦すること自体がひとつのレジャーにならないものでしょうか?全選手のディスプレイが中継され、実況と解説が付き、選手が問題を解くたびに地元サポーターが歓喜の声を挙げ。そんな光景を是非一度見てみたいものです。

実はそういったコンテストも全く無いわけではないのですが、その数は多くありません。野球やサッカーほど観戦が浸透しない原因は、やっぱり「自分自身がプログラミングが出来なければ観て楽しめない」というところにあるのでしょう。こればっかりはどうにもなりませんね・・・。

担当:田山(弊社はパソコン甲子園2008協賛企業です)

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