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Destination host unreachable

beko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

ping.bmp

最近、私のPCのトラブルが多発しています。VistaのSP1を適用したら起動しなくなったり、ノートPCのハードディスクが壊れてしまったり・・・
その中で、Linuxを使用していてネットワークにつながらなくなったトラブルについて紹介します。
最近、新しくWindows PCを手に入れたので、Linuxを入れてデュアルブート構成にしてみました。早速Linuxを起動して、インターネットに接続しようとすると、なんと接続できません。
そこで、どこで問題が起きているのか私なりに調査してみました。

1.NICが認識されているかどうか(lspci)・・・ちゃんと認識されています。(NICハードウェアに問題なし)
2.NICが起動しているか(ifconfig)・・・ドライバも読み込まれ起動しています。(ドライバに問題なし)
3.問題のNICにローカルからpingを打ってみる・・・疎通反応が返ってきます。
4.ファイアーウォールを無効にしてデフォルトゲートウェイにpingを打ってみる・・・Destination host unreachableとなってつながらない!
5.別のPCから問題のPCのNICへpingを打ってみる・・・疎通反応がある(これはなぜ反応があるのか今でも分かりません)
6.Windowsの方を起動してデフォルトゲートウェイにもう一度pingを打ってみる・・・疎通反応がある(ルータの問題ではない)

原因が全くわかりません。そこでgoogle先生に色々聞いてみました。調べてみると、同じような症状が結構あるようで、その原因はドライバにあるとのこと(2.の項目でドライバに問題はないと思い込んでいました)。
そこでNICのデバイス情報を確認すると、Realtekのrtl8111c
Linuxが適用しているNICドライバ情報を見るとR8169・・・原因はこれでした。正しいドライバはR8168でした(これが分かるまで半日費やしましたorz)。
早速、R8169ドライバを外して、R8168を適用。緊張しながらもデフォルトゲートウェイにpingを打つと・・・見事つながりました。
トラブルが解決しない内は、結構な精神的苦痛が伴いますが、解決すると知識が向上したことを実感しますし、爽快感があります。でもやっぱりトラブルは少ない方がいいですね。

担当:羽田(現在グラフィックドライバに苦戦中)

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