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Flash不要論

beko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

最近HTML5がネットや書籍などで取り上げられるようになり、さらにiPad問題などで”Flashはこれからどうなるの?”という話をいろいろな人とすることが増えてきました。
私はどちらかと言えばHTML5を支持してる人間なのですがそれでもFlashには様々な利点があると思ってますしFlash自体がすぐ不要になると言うことはないと思います。
なによりFlashの利点はクロスブラウザの問題を比較的簡単に解決できるところだと思います。
HTML5だとvideoタグで扱えるビデオコーデックの話がよく引き合いに出されますが、もしGoogleがVP8をフリー化してこの問題を鮮やかに解決したとしても開発者はブラウザごとに”出来ないことリスト”を作成しなくてはいけないことに変わりはないと思います。
Web SQL Databaseはsafariとgoogle
chromeでは既に使えますがMozillaとMicrosoftは企画自体に反対していて実装意志がないことを表明しています。
さらにHTML5の次に来ると思われるWeb 3D APIの標準化の話などを考えてもクロスブラウザの問題は開発者を悩ませ続けることになると思ってます。
それを考えるとFlashは各ブラウザベンダーの方針の違いで開発者が悩んだりブラウザごとの差異をあまり気にななくて良い。
これがHTML5によってFlashでしか出来ないことが少なくなってもFlashが使われ続けるんじゃないかなーと私が思う理由です。

緑川 (未来生活がしたい)

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