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オールドカメラのススメ

amito

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

みなさんデジカメよりもフィルムカメラ、どうでしょう。突然ですが。
デジカメは確かに便利です。撮ってすぐ確認、転送、アップ。楽しいですね。
しかしデジカメも、長いフィルムの時代があってこその技術です。オートフォーカスや自動露出の技術も、初めて搭載したのはフィルムカメラ。古いカメラを触っていると、今では当たり前の機能がものすごく大げさでとてもおもしろいです。デザインも今では信じられないようなものがたくさんあります。

先日、七日町の古道具屋でOLYMPUS PEN EE-3を見つけ、即購入しました。2000円でした。

PEN EE-3はハーフカメラという種類で、普通の35mm写真の半分のフィルムを一枚分として使用します。24枚撮りフィルムなら48枚撮影できます。EEとはElectronic Eyeの略で、自動露出の通称です。このカメラには絞り優先AEとフルオートAEモードが搭載されています。何十年か前のモデルですが、一応被写体に向けてシャッターを切ればそれなりの写真が撮れるお手軽カメラです。暗すぎる場合はシャッターボタンが押せなくなり、ファインダーに赤いフィルタがかかります。アナログすぎてにやけてしまいます。

ボタンを押すだけで撮れるので、街中でスナップを撮る分にはデジカメと大差ありません。
この手のカメラを中古またはジャンクで買う場合、どのような点に注意して選べばいいのでしょうか。いくつか紹介したいと思います。

1. シャッターが切れるか
巻き上げレバーをまわして、裏蓋をあけ、シャッターボタンを押してみてください。裏から覗いたとき、カチッという音とともに光が見えたらシャッターは生きています。
2. 測光機能は生きているか
この時代のカメラはAEのための測光窓がついています。PENの場合レンズの周りにあります。測光窓を手でふさいだとき、シャッターが切れなくなったり、シャッタースピードが遅くなったりするなら、測光機能は生きていると言えます。ちなみに測光はセレン電池という半永久電池を使っているので、乾電池などは必要ありません。>/dd>

フィルムの科学反応で画像を保存するという、カメラ本来の姿を是非味わってみてください。

綱藤 (でもコンデジがほしい)
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