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小さな不思議

Masato Kaneko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

唐突ではありますが、先日ある作業をしている時にふと気がついたことがあります。
それはPC (計算機) を使う機会は多いのに、日常的な計算には電卓を使いたくなるということです。
上に挙げたことはもしかしたら自分だけかもしれませんが、自分の場合だと金額などのちょっとした計算をする時に、OS についてくる電卓ソフトウェアを起動して計算をしようとはあまり思いません。
大体のグラフィカルな電卓ソフトウェアはクリックによって数値を入力して計算を行う場合が多いと思いますが、自分の場合はそれを使って計算するというのはあまり馴染みがありません。
それ故に簡単な計算をする時には大抵 PC を起動中であっても操作に慣れていて比較的素早く扱える電卓 (電卓ソフトウェアではない) を取り出して計算をしてしまうことが多いです。

コンピュータとは本来は計算を行うためのものであって、計算能力や機能は非常に優れているはずです。
しかしながら現在普及している PC や OS は汎用的に使うことが出来るようになっているので、普段使いの中では裏で計算 (演算) を行っているとは中々想像出来ないでしょう。
実のところプログラムを書くなどしてコンピュータの本来の目的である計算をさせるという場合は、データ型などについても考えなくてはならず、あとは例えば整数の除算では一般に電卓で得られるような結果が出ない (小数点以下は切り捨てられる) などの専門的な挙動について理解している必要があります。

コンピュータは計算をするのが仕事なのに、日常的にはあまり使う側が意識的にコンピュータに計算をさせるということをしないのは不思議なことですね。ちなみにみなさんは日常的な計算には電卓ソフトウェアを使いますか?それとも実際の電卓を使いますか?

担当: 金子
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