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[After Effects Tips] エクスプレッションを使用言語に翻訳

amito

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

After Effectsを勉強する際、皆さんはどのような方法で情報を得ているでしょうか。マニュアル本やTips集などいろいろな方法がありますが、私は海外のチュートリアルサイトを参考にすることが多いです。海外サイトでは動画による説明やテンプレートファイルのダウンロードなど、国内のサイトを使うよりも充実した学習をすることができます。

そこで問題になるのはやはり、言語の壁です。海外チュートリアル動画の説明文や音声、UIはもちろんすべて英語です。ある程度のヒアリングスキルがないと理解できません。と、ここまでならなんとかガマンできますよね?しかしなんとAfter Effectsでは、作業効率化に欠かせないエクスプレッションにまで言語の壁が生じてしまうのです。これにより、サンプルaepファイルをダウンロードしても、エクスプレッションが使用されていると日本語環境ではほとんどの場合動かない、といった状況に陥ります。たとえば、「スライダ」は英語版では「Slider」なので、

thisComp.layer(“crossPoint”).effect(“interocular distance”)(“スライダ”)/2;

のようなエクスプレッションは英語版ではエラーになります。酷い仕様です。

そこで今回はこの問題を解決するスクリプトとその使い方を紹介します。AEP projectというコミュニティサイトに投稿されたものです。

  • まずはここからスクリプトをダウンロード。
  • ここから追加のスクリプトをダウンロードして1.のスクリプトの25行目~37行目と置き換える。scripsフォルダにインストール。
  • エクスプレッションが適用されているパラメータを選択。
  • ファイル → スクリプトからtranslateExpression.jsxを実行。

translateボタンをクリックすると、以下のようにエクスプレッションが翻訳されます。

元のページでは英語>日本語の変換でしたが、上のように逆も可能です。毎回この操作をするのはやはりアレなのでどうにかならないですかねこの仕様。

担当: 綱藤 (明日はデジタル信号処理のテスト♪)
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