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失敗談

oyama

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

先日、有料モーションの撮影に同行してモーションと一緒にS3DC(Stereo 3D Content)の素材となる映像を撮影してまいりました。先に結果を晒してしまいますと、素材撮影の方は「失敗した」と断言せざるを得ません。今は、S3DCの為の素材撮影失敗について社長や先輩方から頂戴した意見をまとめ、今後のことを考えているところです。

今回の撮影失敗の原因は、大雑把に分けて2つ。

1つ目は、「映像を通して何を伝えたいのか」ということに関して積極的に考えなかったことです。創作物にどんな芯を通すのか、それを念頭におかず作業に入ってしまったことです。
芯というと難しく聞こえますが、現在の自分には芯の選択肢が用意されていたはずでした。「純粋な作品としてのS3DCを制作する」もしくは、「mocapdata.comのCMとしてのS3DCを制作する」のどちらかです。たった2本。これだけ。それなのに、撮影することばかりに気を取られていた自分はそれらから選ぶことも出来ませんでした。

2つ目は、事前の準備不足。ここでいう準備というのは機材の用意とかそういう意味ではなく、アングルの研究や予習といった意味です。準備をしていなかったわけではないのですが、致命的に足りていなかったというのは言い逃れのしようもない事実。こちらも難しく考えず、それこそYoutubeなどで検索をかけてみれば参考になる映像を見つけることができるのに、そこまで考えが至りませんでした。

他にも多くの原因が考えられますが、中でも一番重要で致命的なのはこの2つ。これらが欠けた状態で取り組んだS3DC制作の結果完成したのは、味気の無いただの記録映像でした。

さて、話題が暗くなってしまいました。失敗談ですので当然といえば当然ですが、暗くなろうが凹もうが撮り直しはできません。別に開き直るつもりはありませんが、ここまで失敗した原因・理由が分かっていると逆に清清しいものです。今回の失敗についてよく考え、今後の活動(撮影と編集共に)に生かしたいと思います。
まずは、芯というものを改めて考えるためにオススメされた、「PVを観る」。これを実践していこうかと思っています。

担当:OYAMA (さて、鉛筆削りはどこだっけ…)

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