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各欧米製薬の事業展開のシフト

meguro

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Pfizer

今日は欧米製薬会社の事業展開のシフトについて紹介したいと思います。

現在、欧米製薬会社大手は先進国での製薬事業を縮小し、新興国への事業展開、市場への強化をはかっています。スイスのロシュという製薬会社は、欧米の新薬営業の人員を削減し、中国やインドなどの新興国での人員の強化しています。

フランスのサノフィ・アベンティスもアメリカの営業人員を25%減らし、中国の大衆薬事業を拡大しています。そのため欧米市場が伸びず、対応に追われている現状のようです。

製薬会社世界大手のファイザーは去年の秋に最大50億ドルのコスト削減に着手し、痛みの治療薬の開発を一時停止しています。そして、カプセル製造事業を分離する方針の様です。ただし、インドではバイオ医薬大手のバイオコンという会社とインスリン後発薬の世界販売提携を結んだということです。

各欧米製薬の事業展開として先進国は市場縮小し、新興国へ行ってしまったという状況になりつつあります。実際、先進の方の人員削減ということでリストラが加速しているようです。新興国が発展していくのは止められませんが、先進国の市場縮小を進めるのはどうにかならないかと思いました。縮小するならば新たに薬での市場拡大など考えてほしいです。

担当: 目黒
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