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大相撲八百長問題についての私見

iwabuchi

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

趣味といえるものがほとんどない私の唯一の趣味が大相撲観戦です。
2ヶ月に一度行われる大相撲の興業をTVで観戦するのが中学生のころより生活の一部となっています。
大相撲というとちょうど今話題となっているのが、大相撲八百長問題ですね。
八百長問題をはじめとした不祥事の連続で、3月の春場所が中止になってしまったことが残念でなりません。

今回の騒動のそもそものきっかけは、2010年に世間を騒がした大相撲野球賭博問題でした。
証拠物件として押収されていた携帯電話に八百長をにおわせるメールが保存されていたのです。
相撲協会としては、横綱の品格に関する議論や野球賭博問題など世間的にあまり好ましくない不祥事がつづき、まさに泣きっ面に蜂といった心境なのでしょう。

さて、閉鎖的な世界というイメージの強い相撲界ですが、一方で力士たちの稽古姿や普段の生活をファンにみてもらおうという取り組みを行っている相撲部屋があります。
朝稽古の様子や力士たちがちゃんこを囲む様子を Ustream 配信しているのは、高田川部屋です。
部屋の若い力士たちが懸命に力を尽くして稽古に取り組む姿が中継されました。
世間では八百長をはじめとした不祥事ばかりが取り上げられ、まるで力士たちが後ろ暗いことばかりをしているイメージが先立っているように感じられます。しかし、高田川部屋の力士たちのように、本場所の土俵に立つことを夢見て稽古に明け暮れる若者たちも実際にはいるのです。

私はそんなひたむきな力士たちを応援し続けていきたいと思っています。
たとえこれからどんな問題が現れたとしても大相撲観戦をやめないでしょう。
若い力士たちには、風評に負けず心技体を鍛え上げ、見る人の感動を呼び起こすような取組を目指してもらいたいです。

担当: 岩渕 (昔の横綱の取組をみると格好良すぎて泣きそうになる)
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