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メモの後

iwabuchi

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quicknote新しいことを学ぶとき、仕事をするとき、私たちの周りには驚くほどたくさんの情報が存在しています。そのほとんどは、自分と関連性の弱いものであり、無視することもあるいは可能ですが、それでも個人が把握しておくべき情報は恐ろしいほどに大量です。そのすべてを適切に管理することができれば、自らに有利に働いてくれるでしょうが、何も対策を講じなければ、瞬く間に記憶から消え失せてしまうでしょう。人間の記憶力はそれほど優秀ではないので、右から入った言葉が左から抜けていくということは日常茶飯事です。

それではいけないということで、人はメモをとることを覚えます。とりあえず、情報を後から参照できる形に残しておくという方策を選択する訳です。ですが、雑然と増えすぎたメモを管理することは人間にはかなり難易度が高いので、根本的な解決にはなりえません。そこで、メモを整理・分類しようという意思が生まれます。身近な例でいうと、ディレクトリによるファイルの分類がそうです。ただ、これもやりすぎると階層が深すぎてアクセスがしづらいという決定的な欠陥が生じますが。

私が言いたいことは、氾濫する情報をできるだけ理路整然と管理しましょうということです。特に学生など学ぶことが多い人は、手に入れた情報を自分はどのように管理しているだろうかと気をつけてみると良いと思います。きっとせっかく手に入れたはずの情報がどこからか漏れ出していっていることが分かります。さっきのメモの例で言えば、無くしてしまったり、もう見ることはなさそうなくらい書類の山の下敷きになってしまったり。あっても見ないのならば、ないものと同じです。メモをとることは大事ですが、それに好きな時にアクセス可能かどうかが一番重要なのです。

具体的な方法は、人によって様々だと思います。最近は便利なWebアプリも多いので、積極的に活用していきたいところです。

岩渕(とりあえず使ってみたメモアプリ、質素すぎる)

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