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徒歩通勤

kojima

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

会津に来て初めての冬。道が凍ったり、毎朝車の雪下ろしをしり夜はワイパーを立てたりと雪が降る地方ならではの習慣があり、戸惑いと驚きの連続です。

ただでさえ朝というのは慌ただしいものです。特に冬に入ってから朝の慌ただしさは尋常ではありません。
寒さに震えながらのシャワー、乾かない髪。玄関を出れば車の上に積もった雪を降ろし、車が暖まるまで体を縮こまらせて暖気運転。フロントガラスの雪がまだ溶けない…、道に出ればスリップに気をつけてのろのろ運転による渋滞にはまり、見込みよりもだいぶ遅れての到着となってしまいます。これだけ慌ただしいと、仕事にも影響が出てしまいます。

そこで、この機会に朝の習慣を見直して少しずつ改善しようと試みています。

まず寒さに震えながら浴びていたシャワーは止め、夜ゆっくり湯につかることにしました。読み進められてなかった小説を持ち込んで、
少し長めに浸かれば体の芯まであったまり寝付きがよくなります。しっかり乾かせば寝癖の心配もなく、朝のシャワーの時間分ちょっと長く寝ることもできますし、歩いて会社に行ってみよかなという気持ちにもさせてくれます。

朝の通勤を車から徒歩に切り替えるだけで、運動不足の解消!とまでは行きませんが、雪の上を大体30分歩くと、普段使わない筋肉に力が入るのか、体もかなりポカポカしてきます。血の巡りが良くなることで、いつもは思いもよらないアイディアや、悩み事も解決しそうです。過去の偉人たちも散歩中にふといいアイディアを思いついたりした例もあるのでこれも仕事にプラスになりそうです。
歩いて自然に触れることで、ただ「寒い」だけの負の感情が清々しい気持ちに変わったり、雪の結晶やパウダースノーの感触に感動したり車に乗っているだけでは見えなかったものが見えてきます。

また、エアコンを使わずに会津 – 東京間を走行した際のガソリンの消費は20ℓもいかないくらいでしたが、自宅と会社の往復+エアコンを使用しただけで、ガソリンのメモリがぐんぐん減っていきます。ガス料金が冬になってぐんとあがってしまったのも、朝のシャワーが原因だったようなで、この慌ただしさの改善は、お財布にも仕事にも優しいようです。

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