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情報教育の重要性

iwabuchi

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皆さんは「情報」教育を受けた経験はありますか?

デジタルが大きな影響を持つ情報化社会。どこを見回してもそれらが目につかないことはありません。特に私を始めとした会津大生は四六時中コンピュータと向き合って生きているため、一般の方よりもどっぷり情報化社会に飲み込まれていると思います。一般の方でも最近はスマートフォン普及の影響でコンピュータはより身近になっていますね。

より多くの人が情報機器に触れるようになると、無知を利用した犯罪が横行してきます。技術の進歩に人の方が追いついていないわけです。そこで国民全体への情報教育が重要となります。

そのような現状を受け、2003年に教科「情報」が新設されました。高校時代に授業を受けた経験がある方もいるかもしれません。しかし、この教科については多くの問題が指摘されており、その見直しが求められています。

特に大きな問題が「教える側の理解不足」です。元々は別な教科を担当していた教師が兼任する場合が多く、また専門教育を受けた経験のある教師は少ないため、教える方が分かっていないという事態に陥ってしまうようです。

そのため、とりあえず簡単に指導することができるコンピュータの操作、表計算ソフトや文書作成ソフトなどの使い方について教えることが多いようです。

しかし、これらを教えることで将来に渡ってこの情報化社会を生き抜く力が身に付くのでしょうか?ある応用について知っていても、別の場合に活かすことができません。どのような応用にも使える基本的な能力を磨くことが大切なのです。

「情報」は新しく登場した教科であるため軽視される傾向がありますが、それが間違っていることは今や誰の目にも明らかだと思います。実効性のある情報教育が行われ、誰もが不要な不安を持たずに済むような社会になればと思います。

担当:岩渕

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