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社内でドローンを作る(製作前編)

sakai

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

ドローンとは、「無人航空機」のことを指し、その名のとおり人が搭乗しない航空機を意味します。ドローンには、全幅30メートルを越える本格的な機体から手の上に乗る小さなものまでの様々な大きさのものが存在し、固定翼機と回転翼機の両方で 軍用・民間用いずれも実用化されており、操縦は基本的に無線操縦で行われているのが特徴です。別名として、軍用では「UAV(Unmanned Aerial Vehicle)」と呼ばれ、日本では「ラジコン」という名で親しまれております。

つい先日、会社にてヘリコプター型のドローンを製作しまして、構造、取り扱いの注意事項を学びつつ、その大きさ精密さ圧倒されました。ちなみに、ドローンはまだ完成しておらず、今回は製作においての前編ということにしたいと思います。

ランディングギアの製作から始まり、ランディングギアはドクターヘリやテレビ局など使われる、一般的なヘリコプターと同様の「スキッド式」で先端部分にはクッション材ついてるのが良い特徴となっており、ロマンを漂わせます。ランディングギアは、ネジとシャフトでしっかりと肯定するのですが、この時ネジに強力な接着剤を付けてドライバーを回した作業というのがなかなか斬新で面白かったです(普段作るプラモデルや、学校の実習などの製作物では、そのままネジを回しておりましたということから)

以前会社で購入した、AR.Drone にはランディングギアが付いておらず、操縦が終わってからの降着時はボディをそのまま床に降ろしていきますので、かなり不安ではありました。そういった面を解消するためにもランディングギアは必要です。

次に、ボディの製作に入り、ボディは両手のひらに収まるほどの大きさで正六角形のような型が特徴で、その中に受信機・アンテナ、各プロペラの制御端末・ケーブル、バッテリー接続用のケーブルをつめていきます。各パーツの配置をどのようにするか悩みながら時間も過ぎ、制御端末は厚みにのある強力な両面テープでしっかり固定し、ケーブルは一本一本解いて整え丁寧に接続していきました。個人的に受信機を取り付ける際、受信用アンテナが航空偵察機、ロボットアニメに登場する偵察型ロボットにも付いているような円盤型をしており、そこちょっとした可愛さや魅力を感じました。

最後、正六角形のボディに、長々とした大きなテールブームとメインローターを6本を接続していきます。ブームの取り付けは、ボディの各角の下から垂直にブームをはめて、ブームとボディが直線になるようにブームを曲げ、そこをネジで閉めるのではなく、ボディにフックが付いており、そのフックでボディとブームを固定します。ブームは、取り付け取り外しの手間が少なく、場所に困った際は簡単に取り外せるので、そこが便利ですね。

ここで、一旦、製作の方は終了となりました。

最近、ものづくりをする機会がほとんどなかったのと、時間をかけて精密部品を扱う機会がほとんどなかったため、良い思い出になりました。本当にありがとうございます!!

酒井(安いものから、ガンプラを久しぶりに作りたくなりました。)

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