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オープンデータ化推進動向

nihei

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

今年のオープンデータについての傾向として、公開されたデータが増えて来ていたためか、ただデータを公開すると言う流れではなく、実用可能レベルにまで落とそうと言った動きを目にする機会が非常に多くなっている様に思います。

現在、オープンデータを推進する活動としては下記3点が大きな流れでしょう。

  1. データ公開、アイディアソン・アプリコンテスト開催
  2. オープンデータを使ったアイディアの集約
  3. オープンデータ用インフラ構築

①の例としましては初めての国レベルでのアプリコンテスト。

オープンデータ・アプリコンテスト

http://www.opendata.gr.jp/2013contest/outline/index.html

千葉市で実施したビッグデータ・オープンデータの活用コンテストについての情報を見つけて応募されたアイディア数には驚きました。

ビッグデータ・オープンデータの活用コンテスト 一次審査結果

http://www.city.chiba.jp/somu/joho/kaikaku/download/idea_contest_result.pdf

参考:千葉市HP http://www.city.chiba.jp/somu/joho/kaikaku/

この他にも、つい最近岐阜県で「オープンデータフォーラム&ハッカソン in Gifu」も開催され、国・県・市でそれぞれのレベルで推進する動きが始まっていることは、非常に望ましい形です。

②の例として、実際にアプリを作れない人でも、アイディアを提供する、というかたちでオープンデータ推進に関われる様用意された下記のようなサイトも有ります。

オープンデータIDEABOX

http://opendata.openlabs.go.jp/

IdeaLinkData

http://idea.linkdata.org/

③のオープンデータを推進するインフラとして、オープンデータ実施に欠かすことのできないメタデータと実データを格納することが可能なメタブリッジが例に挙げられます。

META BRIDGE

https://www.metabridge.jp/infolib/metabridge/menu/

こちらについては当ブログで過去にも記事にしていますが、つい最近APIが公開されると共にRDFストア機能が追加され、本格的なオープンデータのインフラとしての機能を十分に獲得しています。

個人的に非常に興味深い動きとしては③です。今までも、データをどう使うかと言った視点が非常に注目されがちでしたが、共通で使われうる基盤ができることは今後、管理・運用の効率化に大きく貢献するものになるでしょう。

Eyes, JAPANではブログの他にも役立つ、オープンデータ関連情報を下記FBページで随時紹介しておりますので是非をご利用頂ければ幸いです。

二瓶(共通インフラ待ってました!)

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