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通報アプリTSU-PHONE

Misato Usui

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

図4

1月初頭からプロジェクトとして実施していた、オープンデータアプリコンテスト応募用アプリが先日完成いたしました!

その名も 『TSU-PHONE』です。

(オープンデータ・アプリコンテスト)
 

 

『TSU-PHONE』とは?

TSU-PHONEはアプリをインストールしたAndroid端末で事件や事故の目撃情報などをメールや自動音声で通報できるサービスです。簡単なアカウント登録を済ませれば、誰でもすぐに使用できます。
※通報は緊急番号を利用せず、最寄りの警察署の場所を座標情報から自動的に取得し、一般の電話として通報されます。

 

『TSU-PHONE』はこんなときに使用します

例えば落書きや違法駐車などを目撃した場合に、写真に収めて通報することができます。110番をするほどの緊急性はないけれど、誰かが困るような状況を見てみぬ振りをしないように誰でも簡単に目撃情報を通報できるアプリです。

また、交通事故の現場を目撃したような場合は、時間がなくて警察が到着するまでは待てないが、このアプリがあれば現場の状況を写真やコメントで通報することができます。この機能によって警察が到着した後に聞き込みをして拾えないような情報を収集することができるようになります。

 

通報はかんたん!

通報の方法はたったの3ステップ。

【STEP1】 現場の写真を撮る

図5

【STEP2】 カテゴリーを選択する

図6

【STEP3】 コメントを入力する

図7

あとは通報ボタンを押せば、自動音声で通報されます。
(自動音声通報の実装には『Twilio』のAPIを使用しています。(Twilioとは)

TSU-PHONEには通報機能の他に、
・通報履歴検索機能
・通報履歴を地図上に表示する機能
・警察の対応状況を確認できる機能
などが実装されています。

今回の開発ではjsどころかHTMLさえ、ろくに触ったことのないスタッフ(私ですが笑)もいまして、大変苦労しました。
初心者がいるため開発環境も簡単なものをというころで、Monakaという開発プラットフォームを導入しましたが、いざ開発を進めてみるとMonakaがエラーメッセージをちゃんとはいてくれない・・・ソースコードの変更履歴管理ができない・・・などなど各所で頭を抱えることに・・・(Monakaとは)

しかし、手探りで始まったプロジェクトではありますが、アプリの企画・開発・デバック作業に一貫して関われたというのは大変貴重な経験となりました。いまはどきどきしながらコンテストの結果発表を待っていますが、いつか皆さまにお披露目できる日が来ることを楽しみにしています。

薄井(HTML・CSSはドットインストールで覚えました)

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