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CYBATHLON

suzukiakihito

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

みなさんは「CYBATHLON(サイバスロン)」をご存知でしょうか。

WIRED NEWS の記事です。( http://wired.jp/2014/03/28/cybathlon/ )

2016年10月にスイスで開催されることになった、ロボット支援技術を使用した障碍者が競う競技大会のようです。パラリンピックとは違い高度な技術を用いた補装具、パワードスーツなどを用いる点が特異で、チームは通常、1人または複数の競技者と開発企業によって構成されています。

大会のウェブサイト( http://www.cybathlon.ethz.ch/  )によると競技は全6種。この中で私は強化外骨格競技に注目しました。これは主に脊髄を負傷した選手が、約100メートルのコースを歩く時間を競うものです。途中にはスロープや階段などが設置され、強化外骨格を装着した選手がこれらをクリアしていきます。

スポーツ競技者にとって最も恐ろしい「負傷」。これによって競技を諦めた選手は少なくありません。特に脊髄を負傷した場合、競技どころか普段の生活にすら支障をきたします。そういった選手達が開発企業のサポートによって、再び競技者として復帰するというのはとても困難なことです。CYBATHLONはそれを実現できる企業の技術力の証明になり、一般の人の意識改革にもつながるものになりそうです。

是非注目してみてください。

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