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スキミング

Mikio Endo

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

最近、銀行のカードやnanacoやsuicaなどのカードが一般的に使われるようになりました。そうなるにつれて、それを利用した犯罪も増加してきています。その手法の一つがスキミングです。

スキミングには2種類あり、直接カードをスキャナーと呼ばれる装置を使いカードのデータを読み取る手法と、直接触らずにnanacoやsuicaなどの通信を利用して現金の情報を読み取るというものがあります。最近コンビニなどで、お金をおろす際にカードの差し込み口を確認してください。という確認メッセージをよく目にします。これは、前者にあげた、接触型といわれるカードのデータを読み取るのに使います。後者にあげたものを非接触型カードを読み取るには、そのカードが通信をすることができる距離まで近づきsuicaと同じ要領でタッチする必要があります。そのため、非接触型カードへのスキミングは、通勤ラッシュの電車やバスなどでよく使われます。

このようにしてデータをカードから読み取ったら、次に生カードといわれている何の情報も入っていないカードにコピーして、使います。

対策としては、接触型カードについては、コンビニや銀行でお金の操作を行う際に、挿入口を確認して変なものがついていないかを確認するだけで大丈夫です。厄介なのは非接触型カードの対策です。これに関しては、鞄の上からでもデータを抜き取られてしまうため、専用の対策カードケースを買うしかありませんが、それはとても有効な方法のためそのケースを買うことをお勧めします。

私が知人から聞いた話なのですが、2年間ぐらい使ってなかったカードの明細をみたら10万も勝手に払われていたということがあったそうです。このように長年使用していないからといって安心せず、使わないカードはできるだけ持ち歩かないようにしましょう。

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