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CTF駆動には限界があると言う話

beko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

こんにちは。今週担当の坂口です。
今回は技術云々というよりは、最近になってやっと気づいてきた事などを書きたいと思います。

自分は大学に入ってからCTFというものに触れ、CTFを通して幅広い分野の知識に触れてきました。最近まで僕はそうやってCTFをベースにした知識の付け方、つまり「CTF駆動」で知識をつけていけばいいと思っていたし、なによりセキュリティというよりCTFがやりたかった人間でしたのでそれを続けることに何にも疑いをもっていませんでした。

しかし、最近になってそれでは限界があるということに気付き始め、またCTFというものだけでなく、セキュリティとしての観点で技術などを学ばなくてはいけないと感じ始めました。
その考えに至ったきっかけとしては、まずCTFで上位に食い込んでいるに注目したときでした。
彼らはCTFというものをベースに活動をしておらず、そもそもが会社で働くエンジニアだったり、学生でもそもそも開発をしていて技術を極めた結果CTFへいかせたという方が多いと感じました。

さらにCTFをベースで勉強をしていると知識を得るきっかけとしてはとても有効なのですが、その問題で必要とされる知識までしか得ることをせず(少なくとも僕はそうでした)、その結果ある程度広く浅くしか知識がなく、またちょこちょこ穴があるため、中途半端な知識になってしまっています。

これはそもそもの僕の問題がたくさんあるとは思いますが、CTFを基本とした勉強などよりもしっかりと体系的に知識を学び、それをCTFへ活かしていくというやり方へシフトしたほうがいいのではないかと感じましたので今回は書かせていただきました。
もし同じようにしている方がいましたら参考にしていただければ思います。

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