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スキー指導者になるために

Shoma Saito

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

こんにちは。今年は暖冬で全然雪が降らず、あまり良いコンディションでスキーが出来なくて悲しいです。

そんな僕は最近、スキーが初めての友達と1泊2日でスキー合宿に行ってきたのですが、教えるのって大変だけど楽しいなと思っていました。そこでインストラクターになるにはどうしたらいいのか調べてみました。


前提

公認のスキー指導者になるためには、全日本スキー連盟(SAJ)が定める認定試験に合格しなければなりません。検定には4種類あり、

  • 認定スキー指導員検定
    • 認定スキー指導員(ステージI) : アルバイトや初心者向けのアシスタントが可能
  • 公認スキー指導員検定
    • 公認スキー準指導員(ステージII) : 初心者から上級者への指導
    • 公認スキー指導員(ステージIII) : 初心者から上級者への指導
    • 公認スキー専門指導員(ステージIV) : アルペンスキーやコブ斜面など様々なフィールドでの指導

この用に区分されます。

また、認定スキー指導員検定を受けるにはスキーバッジテスト2級を、公認スキー指導員検定を受けるにはスキーバッジテスト1級を前年度までに取得していることが条件です。ステージIIへは、ステージIを受けなくても1級を持っていれば受験できますが、ステージIIIへはステージII、ステージIVへはステージIIIに合格していなければなりません。

 

スキー指導員を目指す

前に書いたように、前年度に2級を取得しなければなりません。つまり、今年度はスキー指導者の検定試験を受けることが出来ません。なので、残りのシーズンは2級を取ることに集中しましょう。2級取得後に1級を取ることも可能ですが、2級と1級の技術の差は激しいため、取ることは困難だと思われます。どのくらいの差があるかというと、試験内容を見ればわかります。

  • 2級 : 合格率約24%
    • パラレルターン大まわり(整地) : 中急斜面
    • パラレルターン小まわり(整地) : 中~中急斜面
    • シュテムターン(整地) : ?
  • 1級 : 合格率約9%
    • パラレルターン大回り(整地) : 急斜面
    • パラレルターン小回り(整地) : 急斜面
    • パラレルターン小回り(不整地) : 中急~急斜面
    • 横滑り(整地) : ?

大きな違いは不整地、つまりコブ斜面があることですね。これだけでも全然違います。また合格率もかなり低いですね。なので残りのシーズンは2級を取ることをおすすめします。

 

ちなみに僕は中学生のころに3級に合格していて、それ以降検定試験をサボっていましたので早めに2級を取ってコブ斜面を練習したいと思います。2級取れたら来年はインストラクターのアルバイトもしてみたいですね

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