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Interop Tokyo 2016

Shoma Suzuki

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

6/8(水)、6/9(木)、6/10(金)の3日間、千葉県千葉市にある幕張メッセにて “Interop Tokyo 2016”  参加してきました。
今回のブログ担当のアルバイトの鈴木が Interop Tokyo の参加レポートという形で紹介していきたいと思います。

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Interop とは

今年開催された Interop Tokyo は3日間の総来場者数 140,945人 (オフィシャルサイト統計)だそうです。

Interop(インターロップ)は世界で開催されている、
ネットワークコンピューティングに特化したテクノロジーとビジネスのリーディングイベントです。
日本では1994年の初開催以来、2016年で23回目の開催を迎えます。
会場ではデモンストレーションなどを通じてICTの最新技術をご覧いただけます。
約500社を超える企業の最新製品がご覧いただけます。

オフィシャルサイトより

つまり、出展している各企業さんのまだ世に出ていないネットワーク最新技術や製品等を目の前で実際に触れることができるわけです。
製品を会社に導入といったことも会場で商談・相談することができます。ほぼビジネスの場ですので全員名刺を持ち、会場にいる参加者の多くは社会人の方が見受けられました。

この Interop Tokyo では各企業のブースが展示だけでなく講演を行っていたり、自社の製品のツアーをしていたり、といったことがあるのですが、同時進行で各3日間にイベントの開始から終了までほとんど複数の会場を設けて、セミナー・基調講演が行われていました。ですので、3日間の内で開場している間フルで僕はいたのですが、会場内のコンテンツをすべて体験し尽くすといったことが難しかったと感じました。

初日(8日水曜日)会場内の様子↑初日(8日水曜日)会場内の様子
また、同会場にて “ShowNet” と言われる取り組みや同時開催で下記の画像にある4つのイベントが行われていました。
スクリーンショット (236)

ShowNet とは

Interop Tokyoでは、最新鋭の技術の結晶とも言える近未来ネットワーク「ShowNet」を会場内に構築します。
このネットワークはInterop Tokyoの最大の特徴でもあり、出展企業各社が提供する機器と技術を結集し、
今後のネットワークのあるべきカタチを提言します。
ShowNetは、イベント中の各出展ブースでも利用される“実用可能な”ネットワークです。
この、他に類を見ない世界最大級のリアルなデモネットワークを通じて、ネットワーク構築のトレンドを体感してください。
オフィシャルサイトより

会場では各企業さん向けのネットワークや参加者に向けた無線LANのアクセスポイントを提供するのですが、2週間前からボランティアとして集まったメンバーが1から構築し運用をします。イベント当日からボランティアとして参加する方も含めると総勢400名が集まり、各社がなんと総額75億円(コントリビューション含む)を用いてShowNetができあがるそうなんです。日本以外でも Interop を開催しているのですが、これだけの他に例を見ない巨大プロジェクトは日本のこのShowNetだけになってしまったそうです。
ShowNet 2016のトポロジー図は下にありますようにネットワークを実際に運用したことがないと難しいのではないかと思えるくらいにとても複雑に見えます。図ではバックボーンであったり、モニタリング・監視や各企業へ提供するネットワークなどが記されています。
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ShowNetオフィシャルぺージより
ShowNetの楽しみ方として以下3点が挙げられます。

・ShowNetステージを聴講する
構築・運用のメンバーと機器とサービスを提供している企業による “ShowNetステージ” と言われる講演を聴きます。

・ShowNetのツアーに参加する
ShowNetを構築・運用したメンバーによる説明をセッションとツアー形式でラックの前で受けることができます。

・ShowNetで使われている機器を実際に見る
ShowNetで提供されている機器の中でもブースを設けている企業さんもいらっしゃるので、この機器を詳しく知りたい、技術者に訊きたいといった場合は実際にブースへ足を運んでお話しをすることができます。

IMG_9342↑ShowNetウォーキングツアーの様子

また、”今年の見どころ” ということでオフィシャルサイトにて紹介もありました。こちらよりどうぞ

 

さいごに

今回のInterop Tokyoは自分の見られない・知らない環境で組まれている物に近い大規模なネットワークを見れて感動しました。自分は今回半分以上の時間をShowNetのブースにいて解説を聴いたりボードにある説明を見ていたのですが、理解に追い付かない部分が多くあったので、知識不足を身に染みて感じました。会場に3日間いてどの日も最新の技術と言われる物を目で見て近くで体験をして楽しんでいたのですが、現状の知識よりも多くのことを知っていたらもっと楽しめていたのだろうなと感じ、次回の Interop Tokyo までにネットワークのことをより自分で学んで知識を蓄えて再び参加したいと思いました。
写真が残っていて個人的に印象が残っているものを少し紹介したいと思います。

一つ目はMozillaブースにて古い歴史的なブラウザを数種類していたのですが、下の写真のように世界初のブラウザ “World Wide Web” が展示されていました。実際に動作もしています。
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もう一つは少し地味に思えるかもしれませんが、 “漏洩同軸ケーブル(LCX)” と呼ばれる無線LANシステムです。これは無線LANの運用で問題となっている電波干渉を解決する糸口になると思われる物なのです。電波の広がりを抑制し微弱なものを出すことによってケーブルの近くでしか無線LANを利用できないものとなっています。話には聞いていたのですが、とても手には出せないものなので実際に体験できてよかったです。
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来年の Interop Tokyo 2017 の開催も当日に公表していました。
Interop Tokyoの注力キーワードにもなっている、
SDI/NFV, セキュリティ, IoTネットワーク, クラウド, エンタープライズIT, モビリティ&ワイヤレス
に興味がある方は来年の参加をお勧めします。

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