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社内勉強会の写真をiPhoneで綺麗に撮るコツ

amito

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

最近Eyes, JAPANでは もくもく会やハッカソンが盛んに開かれており、土曜日でも日曜日でもオフィスは大変賑やかです。

毎回アルバイトスタッフがブログ用に会の様子をiPhoneで撮影してくれるのですが、その写真があまり良くなかったのでiPhoneでもできる室内の写真の撮り方をまとめてみました。

良い写真とは何か

写真の良し悪しは人によって感じ方が違うと思いますが、芸術写真ではない場合、写真の目的を達成することが重要です。今回の被写体は「勉強会」です。「勉強会の様子を伝える」事が写真の大きな目的でしょう。目的を達成するという大前提を忘れずに、欲を言えば以下の2つの要素を満たすとより良い写真になると思います。

・ 被写体を整理して主役を明確にする

・ 適正な露出(明るさ)で撮る

では具体的に何をどうすればいいのでしょうか。

部屋を片付ける

一番簡単かつ最大の効果を得られるのが部屋を片付けることです。会社のオフィスというのはいくらオシャレにしていても、どうしても生活感が出てしまいます。人が働く場所なので当然です。まずは汚いものや、ごちゃごちゃしたものを片付けて写真に映らないようにしましょう。どうしても映ってしまう場合はアプリでクロップしまうのもアリです。

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ただし「ハッカソンにおけるRedbullの空き缶」など、それ自体が会の雰囲気を強調する場合は写したほうが効果的かもしれません。

カーテンやブラインドを全部開ける

これはできる限りたくさんの光を屋内に入れるためです。屋内というのは屋外に比べて想像以上に暗いです。晴天時の昼の屋外の照度が32,000ルクスなのに対して、蛍光灯だけの事務所はなんと500ルクス。

部屋が暗い場合、iPhoneは被写体を明るく写すために撮像センサーの感度(ISO感度)を上げます。感度が上がると写真は明るくなりますが、同時にノイズが多くなったり被写体のディテールがあいまいになってしまい、画質が落ちてしまいます。写真においては基本的に明るければ明るいほど良いと意識しておきましょう。

iPhoneカメラの機能を使いこなす

iPhoneのカメラは高性能ですが、たまに写真が暗すぎたり明るすぎることはないでしょうか。その原因は「被写体の明暗差」です。例えば明るい窓の外と屋内を一緒に写そうとした場合、iPhoneが窓の外が適正に写るように明るさを調整してしまい、部屋の中が真っ暗になってしまいます。この場合は以下の2つの機能を使ってみましょう。

 

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露出補正

iPhoneのカメラアプリの画面をタップするとピントを合わせたところに四角い枠が出てきます。この右側にあるのが露出補正の機能です。太陽のマークを上にスライドさせると明るく補正、下にスライドさせると暗く補正できます。

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HDR

HDRモードで撮影すると、iPhoneが自動で数種類の明るさの写真を撮影して合成します。これにより、写真内のすべての被写体が適正な明るさになります。連続で撮った写真を合成するので、写真がブレてはいけません。脇をしっかり締めて構えましょう。 

難しいことはない

高いカメラも高度な技術も必要ありません。iPhoneのカメラでもきちんと撮ればまともな写真が撮れます。逆にiPhoneに任せきって適当に撮ってしまうと写真もそれなりになってしまいます。iPhone以外のスマートフォンでも露出補正などはほとんどの機種やアプリで対応しているかと思いますので是非試してみてください。

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