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Twitterのログイン処理をパケットでみる。

Seiya Kobayashi

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

アルバイトの小林です。

 

Twitterにログインする時、どんな通信をしているか簡単に見ていきましょう。

おなじみ WireShark を使います。

キャプチャオプションからキャプチャしたいところを選んで、”開始”ボタンを押すとキャプチャが始まります。

Wi-Fi環境なのでWi-Fiを選びます。

スクリーンショット 2016-06-29 20.55.00

すると膨大な量のパケットが流れてきます。

ここからTwitterとの通信を探します。

フィルタ機能などがありますが、ここでは安易に command + f でtwitterと調べてもそれらしき通信がいくつか見つかります。

次の通信に目をつけました。

スクリーンショット 2016-06-29 19.51.36

ローカルのPC と 104.244.43.235:433 とのTCPハンドシェイクが行なわれているのがわかります。( 275 ~ 277 )

IPアドレスを調べるとTwitterのものであることも確認できます。( https://db-ip.com/all/104.244.43 )

433ポートはHTTPS通信に使われるポートです。

これが完了すると次にSSLハンドシェイクが続きます。

これらによってセキュアな通信が確立されます。

肝心のデータはセキュアな通信が確立された後に送られます。

データはInfo欄が Application Data となっているパケットに格納されていて、その中身を見てみると ( 画像下部 )

暗号化されたデータが入っていることがわかります。

FIN/ACKにより認証が終わると、ホームページへリダイレクトされます。

 

時間があまり取れず、簡単な説明でこれだけですが、

Facebookのログイン処理を見てみるとTwitterとは異なる処理をしていることがわかったりします。ぜひやってみてください。

他にも自分が普段使っているサービスのパケットを見てみるのも面白いかもしれませんね。

 

ありがとうございました。

 

 

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