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会社のBBQに向けてタイムラプス撮影の準備

amito

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

数年ほど前から「タイムラプス」という映像手法が流行っています。花の開花や日の出日の入り、星空など、数時間かけてゆっくり動く被写体を早送りのような感覚で映像にすることができるのが魅力ですね。今ではiOSなどのスマートフォン向けOSに標準で実装されており、とても簡単に撮影することができます。iPhoneで撮影してみました↓

ところでEyes, JAPANでは毎年夏の終わりごろにスタッフが参加するBBQを開催しており、今年も9/3に猪苗代湖の崎川浜で実施の予定です。ここ数年のトレンドでは日中のBBQのあと、そのままキャンプして一泊し、早朝にガスクッカーで淹れたコーヒーを楽しむ、というのが正しいEyes, JAPANスタッフの在り方とされているようです。

今年は私も朝まで滞在しようと思っていますが、ただキャンプするのももったいないので、自前の一眼カメラで星空のタイムラプスを撮ろうと企んでいます。この記事では私の準備も兼ねてタイムラプス制作の流れや注意点をご紹介していきたいと思います。

早送りと何が違うの?

結論から言うと、やっていることは早送りと大差はありません。
例えば、1分の出来事を1秒に凝縮しようとした場合、早送りで実現しようとすると下図のようになります。フレームレートが24fps (1秒に24コマ) の場合です。

timelapseb.001

早送りは60秒間撮影した1440コマのうち、1秒分の24コマだけを等間隔で取り出し、その他のコマは捨ててしまいます。

タイムラプスの場合はこうです。

timelapseb.002

タイムラプスは60秒間のあいだ、等間隔で24コマだけ写真を撮影します。つまり60秒÷24コマ=2.5秒ごとに1枚写真を撮影するのです。

両者を比べると、1秒分のフレームを作る工程が異なるだけで、結果作られる24フレームは同等のものになります。

ハイエンドなカメラでタイムラプスを撮る意味

なぜiPhoneではなく、一眼機を使う必要があるのでしょうか。
iPhoneや一般的なビデオカメラ映像の早送りよりも多彩な表現を実現できるからです。

低速シャッター撮影
露光時間を長くすることで滝の水流を滑らかにしたり、星や車のライトの軌跡を伸ばす表現が可能です。多くのビデオカメラのビデオ撮影ではシャッター速度をここまで遅くすることはできません。

RAW現像による調整
RAWとは撮像センサーから出力された未圧縮の画像ファイルのことで、カメラによる調整が全くされていない生の画像です。RAW画像で撮影した各フレームを現像ソフトで自分の手で調整していくことによって思い通りの表現に追い込むことができます。ビデオカメラもRAWを記録できるものがありますが、業務用で非常に高価です。

Why Shoot RAW for your Timelapse

他にも、そもそも高画質で画像を残せる、など「写真機」で撮影するからこそ得られるメリットがたくさんあります。

意外と見落としがちな注意点

一眼レフでタイムラプスを制作する方法はたくさん紹介されていますが、実際に撮影してみないと気づかない注意点も結構あります。

レンズに朝露がっ!
夜間や朝方の撮影ではレンズが結露します。撮影機材は水が大敵で、放っておくとカビが発生してしまう大変恐ろしい現象です。レンズヒーターやカイロなどで対策しましょう。

カメラへの負荷
カメラのシャッターには寿命があり、機種にもよりますがシャッター限界が数十万回のものが多いです。もしタイムラプスで10分の動画を作ろうとすると、10分×60秒×24フレーム=14400回 となり、結構早く寿命を迎えてしまいそうな気がします。これは正直どうしようもないのですが、最近のミラーレスカメラなどでは「電子シャッター」が実装されているものがあり、メカシャッターの寿命を削らずにタイムラプス撮影が可能な場合もあります。

編集が高負荷
すべてRAWで撮影すると、当然ですが編集ソフトでの処理に膨大な時間がかかります。高速な編集マシンがあれば問題無いですが、非力なパソコンで編集する場合はJPEGで仮編集するなどの工夫が必要です。

意外と敷居が高いタイムラプス制作

iPhoneで手軽に撮ることができるタイムラプスですが、タイムラプスならではの表現を実現するには意外と敷居が高いですね汗
BBQでの星空撮影がうまく行ったらまたご紹介したいと思います。

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