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IchigoJam最新モデル「IchigoJam T」

shimizu

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20161028_01これまで初代のIchigoJamを使用してきましたが、この度現行の最新モデルであるIchigoJam Tを入手しました。処理性能や機能は従来通りで、ピンソケットタイプだったCPUが表面実装タイプに切り替わったこのモデルは、既に8月から提供が開始されていて、組立不要の完成品の他、CPUのみ基板に取り付け済みのハーフキット、さらに、CPUも含めて自分で取り付ける上級者向け完全組立キットの3種類から選べるようになっています。

ちなみに完全組立キットに挑戦したいところでしたが、非常に細かいハンダ付けが必要で自信がなかったため、私は大人しくハーフキットを選びました(笑)

初代と比較してみると、一回り大きくなりゆったりとしたレイアウトになっています。また、キーボード端子がUSBコネクタになり、PS/2端子に変換することなく直接差せるようになっています。

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ここで落とし穴だったのが、「USBキーボードの内、PS/2に対応したものでないと使用できない」という仕様です。私は勝手に「USBキーボードをPS/2に差せる変換アダプターもあるし、USBキーボードなら全部PS/2に対応しているんだろう」と思い込んでいたのですが、実はUSBインターフェース専用の製品とUSB・PS/2両対応の製品が混在しており、後者でないとIchigoJamに差しても動作しないということだそうです。各キーボードの製品仕様をよく確認して、「インターフェース: USB、PS/2」などと、PS/2対応が明記してあるものを選べばOKでした。

ところで、初代と比べてIchigoJam TはCPU両脇のピンソケットの幅が広がっているのが分かりますが、これによりPanCakeMixJuiceといった拡張基板が亀の子のように重ねて接続できるようになっています。これらを使用したグラフィック・サウンドやネットワーク機能も今後試していきたいと思います。

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