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【学生必見】大学生の時に学んだビジネスプログラムについて

Tetsu Kan

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

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プロローグ

スーパーアシスタントマネージャーの韓です。

毎週木曜日に行なっているEyes, JAPANの勉強会で最近、私が発表する機会がありました。

発表のオーディエンスとして学生のアルバイトスタッフが多いので、自分が学生の時の体験談を通じて今やっておいた方がいいことなどをプレゼンしました。彼らに役に立ったかどうかはわかりませんが、自分の言いたいことは言えたと思っています。

今回はそこで話としては若干触れたのは触れたのですが、もう少しこの場を借りて自分が学生の頃に受けたビジネスプログラムについて書きたいと思います。

プログラムの内容

私はかの適塾で有名な緒方洪庵が設立した大阪大学に在学していました。

4年生の時に大学から配信されている学内情報の一つに大学技術商業化プログラムを無料で学べると書いてあり、当時の私は新規事業開発といったことに興味はありましたが、そのために何をしたらいいのかというそこの方法については無知であったので、速攻で申し込みました。

そのプログラムは2ヶ月通して行われる長期でかつしっかりしたプログラムでした。

具体的には5、6人でチームを組んで、それぞれの班に大学にある研究を一つずつ割り振られます。最終的にはその研究を用いたビジネスアイデアをチームで考えて、それを最終日に発表するのがゴールです。

もちろんただチームを組んで、最終日まで頑張れ!っていう放置されることではなく、週一回3時間ほどの講義があり、その講義のラストに毎回課題が与えられて次の講義までにそれを解決するのを約8回程度繰り返すのです。

あと補足ですが、チームメンバーは学生だけではなく、社会人も入っています。私が組んでいたチームは大学院生が二人と大学の職員が1人と外資系企業の会社員1人とTLOの方が1人で構成されていたチームでした。

学んだこと

受けてみないとプログラムの恩恵が伝わらないと思いますが、箇条書きにして少しでも皆さんに伝わるように頑張ります!

社会人との交流

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当時学生の立場で社会人と対等に事業のことを考え、それをアウトプットする機会というものがなかったので、非常にいい経験をさせていただきました。
社会人の方々は経験が豊富で色々アドバイスしていただいたり、普段出会えない方々とつなげていただいたりして学生のうちから色々と交流したり、学ばせていただきました。
学生の皆さんもイベントや何かのプログラムで出会った大人の方々とは話して、色々と吸収しましょう!

ビジネスモデルの構築手順

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当時ビジネスモデルやそれの構築に関して無知であった自分は「アイデアさえ浮かべばいいんでしょ!」っていう浅はかな考えでしたが、実は投資家やメンターの方々が見ている視点があったり、成功しているビジネスモデルには共通点があったりと学ばないと知らないことを色々知りました。
私自身イノベーションは学べるものだと思っています。粘り強さや運もそれを起こすことに関係すると思いますが、ビジネスモデルを語る上でのストーリーや投資家の視点を学ぶのも成功のきっかけになると思うので、ぜひ色々な書籍やそういうプログラムに参加するのはオススメです。

顧客へのインタビューの大切さ

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ビジネスをやる上で顧客を幸せにするのは必須ですし、それがないと継続した利益は生み出せません。そのためには顧客の潜在的なニーズを把握する必要があります。
その一つの手法として顧客へのインタビューが挙げられます。私の参加したプログラムではこの顧客インタビューにかなり重点を置いていました。
具体的にはインタビュー内容を用意して、電話で顧客となりうる方々に仮説と自身のサービスについて説明して、相手のニーズや要望を調査するのですが、相手によっては冷たい対応をする方もいて、インタビューする身としてはメンタルがやられる日もありました。
しかし、やっていくうちになれますし、何よりもただチームで話し合っても出ない答えが実は顧客に聞いたらそのヒントになったということもありました。
アイデアに圧倒的に自信があり、自惚れて、気づいたら顧客のニーズに合っていないプロダクトを作ってしまっていたという事例はよく聞きます。
そうならないためにも顧客へのインタビューは怠ってはいけないということを学びました。この作業は地味でメンタル的に辛いですが、自分たちの仮説を検証するのには大事な作業なので皆さんも気をつけましょう。

最後に

自分はビジネスサイドに興味ないからこういう勉強はいいや、と放っておくのではなくて、一度しっかりと勉強するのはオススメです。例えば、エンジニアの方だとただプロダクトを作れる人材ではなく、そのビジネス面も勉強されるとより顧客に寄り添ったプロダクト開発ができますし、経営者と対等な会話ができるはずです。
特に学生の時にこういうところに触れておけば、社会人になってもその経験は生かされると思いますので!

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