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EJ社員インタビュー【第1回】Webディレクターとして働く

Eyes, JAPAN Blog 編集部

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

特別連載「Eyes, JAPANの社員インタビュー」を始めます!

Eyes, JAPANがどういう会社なのか、ということはこのBlogをご覧の方は少しはお分かりかと思います。
しかし、Eyes, JAPANで働くスタッフ一人ひとりがどういう経歴で、どういった仕事をして、何を考えているのかということを発信する機会が今までありませんでした。そこでEyes, JAPANで働くスタッフのことを知っていただくために、インタビュー形式でスタッフを一人ずつご紹介いたします。
不定期連載になりますが、ぜひご覧いただければと思います!

第1回目は、入社5年目の薄井美里(うすいみさと)です。
薄井は、Webディレクターとしてお客様との打ち合わせなどのWebサイトの進行に関する業務に日々励んでいるほか、Webサイトコーディングや、最近はデザイン思考のワークショップの講師を担当するなど、活躍の場を広げています。
普段の薄井は、明るく朗らかで、おしゃべりが好き。お客様からの信頼が厚いしっかり者でありながら、プライベートでは少し天然なところもあり、「バブルを彷彿とさせる場所が好き!」という意外な趣味があります(笑)。

今回は薄井の経歴と仕事観について、インタビューを行いました。
(聞き手:韓)

このままでいいのかな、という不安と決断

– Eyes, JAPAN(以下EJ )との出会いはなんですか?

(薄井) 私は会津短期大学の出身なのですが、在学中に短大の友人がEJにインターンに来ていたんです。その友人に誘われて、りんご狩りやBBQなどのEJの恒例イベントに何度か参加したことがあって、EJがどういう仕事をしている会社なのか、学生のころからなんとなく知っていました。

– 学生時代はEyes, JAPANでアルバイトはされていなかったんですね。

(薄井) そうなんです。自由な会社でいいなーというイメージはあったんですが(笑)
会津大卒のプログラマーの方が多数所属していて、システム系に強いITベンチャーというイメージが強かったんです。なんかすごそうだけど、ITってよくわからないし、全く別世界の会社だなと。

– そこからどういう経緯でEJに入社することになったのでしょうか?

(薄井) 卒業後は一度他の会社に就職をしたものの、就職先では短大で学んだデザインのことなどを生かせる仕事ではありませんでした。「やっぱりデザインの仕事がしたいな」と思っていたときに、山寺さんに声をかけてもらって。ちょうどEJでスタッフを募集していた時期で、「デザインの仕事をやりたいならうちにこない?」と言われたんです。
すごく悩みました。そのときは須賀川に住んでいたので、会津に引っ越さなきゃいけないなーとか考えました。
でも会津は短大時代に住んでいたし、「合っても合わなくてもとりあえず一年やってみよう!デザインの仕事をやらせてもらえるチャンスだし、英語のスキルも上がるかもしれない」と思って、入社することを決めました。

– 悩んだ末に「やるだけやってみよう」と決心をして入社したんですね

(薄井) 「キャリアチェンジをするなら今しかないな」とそのとき思ったんです。そのときは医療関係の仕事をしていたのですが、「ずっとこの仕事をやり続けるのはなにか違う」と思っていました。
そんな時に自分のやりたい仕事ができるというチャンスがやってきて、こうやって誘われたのも何かの縁だと思って、「変えるなら今しかない」と決断しました。

自分の手でモノを作った経験は、今の自分の原点

– 一番印象に残っている仕事は何ですか?

(薄井) 今はWebディレクターの仕事をしているのですが、入社したばかりの頃は全く違う仕事をしていました。どちらかというと事務仕事に近くて、それはそれでやりがいがあったのですが、デザインの仕事をしたかったので、Webの仕事をさせてもらえたときは嬉しかったですね。始めは保守しているWebのテキストをちょっと修正するとかそういう仕事だったのですが、それでも嬉しかったです。
そして、入社して1年くらいたったときだったかと思います。その頃の新入社員チームでアプリを開発してコンペに応募しようという話になったんですね。アプリ開発なんて右も左も分からないし技術もなかったのですが、そのとき開発環境にMonacaというクラウドベースの開発プラットフォームを採用することになって、MonacaはHTML5とJavaScriptを使ってハイブリッドアプリを作ることができるのですが、HTMLとCSSは独学で少しずつ勉強していたので、これなら私にもできるかもと思ったんです。というか、できるかどうか分からないけど、とりあえずやってみようと思って(笑)
HTMLとCSSを使ってフロントのコーディングを担当することになりました。勉強してはいたものの実際に手を動かしてコーディングするのは始めてと言ってもいいくらいで、今思うとコードはひどいものでした。なんとか完成したのですが、完成品は綺麗にレイアウトが整っていたので、先輩がこっそり直してくれていたんだと思います(笑)
それでも本当にアプリを完成させたというのは自信になって、それから少しずつですがWebの仕事を担当させてもらえることが増えてきました。今ではWebディレクターという肩書までもらっていますが、あの経験がなければ今の私はないと思いますね。

– どんなアプリを作ったんですか?

(薄井) KDDIが提供している「Twilio」というAPIを使用して、事件や事故の目撃情報をユーザーがメールや自動音声で通報できる「TSU-PHONE」というアプリを作成しました。(TSU-PHONEについての過去の記事はこちら→ 通報アプリTSU-PHONE)
コンペは残念ながらダメだったのですが、やはり手を動かして作った初めての成果物だったので印象深いですね。

多様かつ最新の技術に触れることができる最高の環境

– EJに入ったらここがいいよ!ということがあったら教えてください。

(薄井) 一人ひとりが高い専門性を持っていながら、少人数なので横の繋がりがあるところだと思います。例えばWebの開発でもデザイナーやプログラマーはもちろん、最近はWebもセキュリティのことを考えなくてはいけないから、セキュリティエンジニアの金子さんに開発の前段階から相談に乗ってもらって、開発環境を検討したり、学生のエンジニアがこっちのツールの方が効率的だからと提案してくれたり、ときには提案のアイデアに詰まったときは山寺さんに奇抜なアイデアをもらいに行くこともあります(笑)
また、各プロジェクトのミーティングも頻繁に行っているのですが、他の会社と比べて堅苦しくなくてSlackでみんなの都合を聞いてGoogleカレンダーに予定を入れるだけでOKだし、アジェンダも必要最低限話し合わなければいけないことを箇条書きで用意する程度なので、準備に時間を取られることもありません。その分開発に集中することができるので良いですね。
そして、そうやって専門性の高いメンバーと頻繁に話すため自分自信も他の分野について必然と学ばなければいけないし、また会話の中で勉強になることも色々とあります。ディレクターとしてなるべく広く浅くでも色々な分野について知識を付けて行かなくてはと思っています。その点、Eyes, JAPANはすごくいい環境だと思います。EJに入れば、常に多様でかつ最新の技術に触れることができるので、学ぶ意欲のある人にはとっておきの環境だと思います。

Eyes, JAPANだからこそできることを考える

– 今後力を入れていきたいことことはなんですか?

(薄井) 今はWebディレクターとしてお客様と直接会ってヒアリングをしながら、お客様自身も何をしたいのか明確にわからない状態からどんな風にかたちにしていったら良いか、どこをプロジェクトの目標とすべきなのかということを提案する仕事をしているのですが、もっと有意義で結果の出る提案にするにはどうしたらいいかと常々考えています。
なかなかお客様は何が問題で何をしたいのか明確にわかっていることが少なくて、それをうまく引き出してあげられるようなヒアリングの仕方や、お客様の要望を組み込むだけではなくて、EJにしかできないような画期的なアイデアで課題を解決できるような提案を考えて行きたいですね。
手法としてはデザイン思考やサービスデザインなど色々あるかと思いますが、手法だけにとらわれ過ぎて大切なことが漏れないように気を付けています。こればかりは経験が必要なことだと思うので、これがいいという方法はなかなか見いだせないのですが、自分の中でノウハウを貯めていけたらなと思っています。
まるで霧の中から道を見つけ出すような仕事で頭を悩ませることが多いですが、その分やりがいがあります。EJはプログラミングなど技術的なことは得意なのですが、まだこのようなコンサル的な仕事は歴史が浅いので、今後強化できれなればいいなと思っています。

– ありがとうございました!


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次回のEJ社員インタビューもお楽しみに!

第二回のインタビューはこちら↓
http://www.nowhere.co.jp/blog/archives/20171030-160059.html

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