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新しい一歩を踏み出す強い味方『Udemy』

kitami

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

赤ちゃんの第一声である“産声”は、生まれたての赤ちゃんの健康状態を見極めるための指標として、とても重要なものとされています。

産声とは、赤ちゃんが生まれてすぐに発する大きな泣き声のことで…(略

はじめの一歩

私は何か新しいことに挑戦するとき、この生まれたての赤ちゃんのイメージが頭に浮かびます。
実際は、色々と意味があるようですが、赤ちゃんはそんなこと意識していないはずです。
(少なくとも私はそうだった、と思う。)
何か目的があって泣いているわけではなく、泣くことしかできないから、とりあえず泣いてみた。
そんな感じでしょうか。。。
この素晴らしい行動力に生物としての無限の可能性を感じずにはいられません。

このように「とりあえず」泣いて、赤ちゃんは人生最初の一歩を踏み出します。

では、大人になった私たちはどうでしょう?

例えば、英会話・ジムに通って筋トレ・プログラミングなど興味のあることを「今さら英語を話せるようになるわけない・・」「体を鍛えたからといってムキムキになれるわけない・・」などと思って、最初の一歩を踏み出すことを躊躇したりしていませんか?

大事なのはスキルを完璧に自分のモノにするのではなく、スキルを身につけようと動くこと。

ゴールを設定するのはもちろん大切なことですが、全くの未経験のこととなるとゴールどころかこれから進む道すら見えてこないことがほとんどです。
そのため、何か新しいことを始める際の最初の一歩を踏み出すハードルは非常に高いのですが、最初の一歩さえ踏み出してしまえば、ゴールが見えない暗闇の状態から水の波紋のように道が広がり、自然と次の行動を生んでくれるのです。
ここで「水の波紋」と表現したのには意味があって、そこから広がる道は一方向ではなく進む道が無限にあり、どこに向かって進むのかを選ぶことができるのです。

水の波紋

そんなスタンスの私が、未経験からwebデザイナーを目指すために、スタートを切った際のことを記事にしました。
これからwebデザイナーを目指す方はもちろん、何か興味のあることへの第一歩を踏み出したい方のヒントになれば嬉しいです。

自分の興味に素直になる

何と言ってもスタートは、興味を持つこと。
興味のあることは、当然知りたくなりますよね?
ラッキーなことにインターネットが身近になった現代では、ひたすら調べることが出来ます。
調べ始めると、現地点から見える「とりあえずのゴール」が見えてきます。
そこまで進むとさらにその先の景色が見えてくるので、今いる場所から見える現時点で設定できる「とりあえずのゴール」です。
私の場合は、調べていく中で職業としてwebデザイナーになりたいと思うようになったので、とりあえずのゴールは、webデザイナーとして働くことです。

ということで、私がした最初の行動は転職活動でした。
前職は違う業界で働いており、全くの未経験の私でしたが、ご縁がありEyes,JAPANという会社に転職することができました。
(今回は転職に至った話は一旦置いておきます。)
しかし、これは私から最初に見えたゴールではありません。
webサイトを作るどころか、どう作られているのかもわからない。そもそもHTMLやCSSを読むこともできない。そんな状態でした。
当然、そんな私は「webデザイナーとして働いている!」なんて言えるはずもないのです。

動画学習のプラットフォーム 『Udemy』とは?

そんな私に、社長が用意してくれたのが『Udemy』という2009年にアメリカで設立されたオンライン動画学習のプラットフォームの教材です。
ビジネスモデルとしてはユーザーが学習動画を投稿し、その動画を別のユーザーが購入するというもので、イメージとしては学習動画がたくさんある有料のYoutubeのようなもの。
2015年にはBenesseと提携しており、日本語版のサイトもオープンしているので、日本人にも敷居がぐっと低くなりました。

コースの紹介
※画像は『Udemy』サイトより引用

今回私が紹介するのは、NEST onlineさんが作成している【未経験からプロのWebデザイナーになる! 400レッスン以上の完全マスターコース】というコースです。
全くの未経験者が、プロのWebデザイナーとして働けるレベルになることを目的としたコースで、WordやインターネットくらいしかPCを使ったことがないという方でもわかりやすいように作られているので、まさに、私にピッタリでした。

全422レッスン & 42時間! 通学スクール80万円相当の内容!

全部で400以上の講義があり、総再生時間は40時間を超えるボリュームたっぷりの内容で、通学スクールで考えると80万円相当になります。
時間も場所も制約がない上に、1レッスン5〜10分程度なので、空き時間に少しずつ気軽に進めることができる点は、通学スクールにはない価値があると感じています。
講義の内容としては、Webに関する知識から、Photoshop、Webのグラフィックデザイン、HTMLとCSS、実践的なコーディングなど、Webデザイナーとして働いたり、自分1人でサイトを作り上げるのに必要な全てが含まれています。

授業×チャレンジ課題で実践的なスキルが身につく!

とは言っても、本や動画での学習は観ただけで、自分もできる気になってしまうという落とし穴が存在します。(通学スクールでも同じ?)
スキルを身につける上で、実際に作りながら学ぶことはとても大切で、ただ説明を聞くだけ・見るだけの講義スタイルでないことも大きなポイントになります。
このコースでは全ての講義で、バナーや実際のwebサイトなどを画面を観ながら同時進行で手を動かし自分で作成します。
そして、各章の終わりにはチャレンジ課題として、その章で学んだことの理解を確認する課題があります。
そのため、「わかる」で終わらせず「できる」までレベルを上げることができるのです。

オンライン講座ならではの必殺技!

さらに、この自分で手を動かす過程において、通学スクールには真似できないオンラインスクールにしか出来ない必殺技が生きてきます。
通学スクールなどでは、他の生徒も一緒に受講するためペースを合わせる必要がどうしても出てきてしまいますが、オンライン講座では、自分の作業スピードや理解度に合わせて一時停止や巻き戻し、早送りを行うことができるのです。
また、1つの講義時間が短く設定されているため、わからない部分は繰り返し観て理解することができたり、1度購入してしまえば何度も見ることができるので、実際に作業していく中で疑問に思ったことを見返して確認することもできます。
その際に重要なポイントや、わからなかったポイントにフラグを立てて見返しやすくするブックマーク機能もあり、再度見返す際に説明部分を探し回ることなく確認でき、他の受講者が立てたフラグも目に見えるので、重要ポイント・躓きやすいポイントが一目瞭然です。
この点においては、通学スクールではできない、オンラインスクールならではの最大の価値と言ってもよいでしょう。

このコースで学べる内容を紹介!

参考までに、このコースの講義内容を簡単に紹介します。

【Photoshop】
グラフィックツール定番のPhotoshop! 私がこの世界に興味を持ったのはこのPhotoshopがきっかけでした。
1つの動画につき1つの作品を作りながら、難なく楽しく学ぶ事が出来ます。
Photoshopが使いこなせれば、webデザインだけでなく自分で撮影した写真の加工なども行えるようになります。

【実践Webデザイン】
Photoshopが使えるようになったら、いよいよWebサイトをデザインする方法を学びます。
「ワイヤーフレーム」の制作方法から、実際に仮のWebサイトをまるまるデザインしてみる所まで、一連の流れに沿って丁寧に学ぶことが出来ます。
実際にwebデザイナーがどのようにサイト制作を行うのかを実践することが出来ます。

【HTML】
デザインができたら、次はいよいよwebで表現するためのスキルを身につけます。
初めてHTMLを学ぶ方向けに、HTMLの基本文法から、レイアウトするためのHTMLタグの記述方法など、Webサイトをマークアップする上でかかせないスキルを学びます。
呪文のように感じていたHTMLですが、使用頻度の高いものから意味・使い方を学ぶことで、「読める」「書ける」を実感することが出来ます。
使いこなすことのできるHTMLタグが増えていく感覚は、ゲームの主人公のような感覚になります。

【CSS】
初めてCSSを学ぶ方向けに、CSSの基本文法からCSS3などの応用まで学びます。
実際にレイアウトを組んだり、実践しながら学ぶことで、味気なかったHTMLで書いた文字の並びが華やかに変貌を遂げます。
自分のイメージしたとおりにコーディングすることが出来る快感は、やみつきになります。

【実践コーディング】
実際にHTMLとCSSを利用して、様々なタイプのWebサイトを1からマークアップしていきます。
いよいよ集大成です。初めた当初はこんなものが作れるようになるとは思いませんでした。
感動の最終回がここにあります。

これら全てのセッションが、1つのコースで学べます。
学ぶ順番も理にかなっていて、それぞれを別々に捉えるのではなくwebデザインを行う流れとして学ぶことができました。

さいごに

今回、紹介した『Udemy』ですが、webデザインだけに限らず実に多くのジャンルの講義が存在します。
カテゴリーも「ビジネススキル」「趣味・実用・ホビー」「音楽」など幅広くあり、コースごとに講義数や時間、料金まで様々で自分の興味のあるコースを受講する事ができます。
また、それぞれ無料のサンプルビデオが用意されているので、講師の教え方や扱う内容、講義の雰囲気などを事前に確認できるので、受講を終えた自分の姿をイメージしながらサンプルビデオを見てみるだけでも楽しいですよ。
そして、他の受講者の評価を見ることができるので、受講してもらうためには質の良い動画を配信しなければならないというこの評価システムが、良質の講義が多い理由に繋がっているのだと思います。

カテゴリー
※画像は『Udemy』サイトより引用

個人的には、「ヘルス&フィットネス」→「栄養・食事法」なんかが気になっていて、今度は、自分で購入して学んでみようと思っています。

今回紹介した『Udemy』は、通学スクールよりもスタートのハードルが低く、一歩踏み出しやすくしてくれています。
みなさんも『Udemy』で自分の興味のあることに挑戦してみてください。

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