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Homekit × Dash Button × IRKitでややスマートホーム

amito

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リモコンが多くて困ります

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テレビ、エアコン、照明など、世の中には赤外線リモコンが溢れています。食卓の上に置いてたりすると、見栄えも悪いし邪魔ですよね。コンパクトなリモコンだと今度は失くしやすいので本当に困ります。

IRKit

そこで、赤外線学習リモコン「IRKit」を導入してみました。ただの学習リモコンではなく、WiFi付きでスマホから操作ができるスマートホームガジェットです。API/SDKが公開されていてエンジニアに人気が高く、一時期は価格が高騰していたこともあるようです。公式アプリに従って各リモコンの信号を学習させれば、5分くらいで設定完了です。テレビや照明などのボタンを登録してみました。もうリモコンがどこかへ行ってしまってもイライラすることはありません。これだけでもかなり便利です。

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Homekitに登録してSiriで操作しよう

Appleから発表されてしばらく経ったHomekitですが、あまり日本では対応製品が出てないですね。せっかくなのでHomekitを使って家電を操作してみたくなりました。

Homekit対応製品には「ブリッジ」という概念があり、照明やその他家電を取りまとめる母艦のような機器のことを指します。IRKitはHomekitに対応おらず、当然ブリッジの役割を果たす機器も付属していないのですが、「Homebridge」というnode.js製のツールを使えば、パソコンやRaspberry Pi上でHomekitのブリッジをエミュレートすることができます。Homebridgeがあれば、IRKitをHomekitを使ってコントロールできるわけです。

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参考リンク

Homebridge
https://github.com/nfarina/homebridge

HomebridgeのIRKit用プラグイン
https://github.com/senyoltw/homebridge-irkit

https://youtu.be/tJymWuXR8ag

未来ですね。

Amazon Dash Buttonで物理スイッチ回帰

我が家では寝室から隣の部屋の照明を消したい需要があるのですが、布団の中でいちいちiPhoneのアプリを立ち上げるのが面倒になってきました。そこで寝室に隣の部屋の照明スイッチを設けることにしました。ということでまずはDash ButtonをHomekitで使えるようにします。

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参考リンク

Homebridge-Dashというプラグインを使いました。
https://github.com/steve228uk/homebridge-dash

これでホームアプリにDashボタンが現れます。Dashボタンで照明を操作するには、ホームアプリの機能である「オートメーション」でレシピを組みます。Dashボタンが押されたら、照明が消えるように設定しました。
※オートメーションを使うにはiPadかApple TVが必要です。
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https://youtu.be/FMq7PVbCc60

海外ではHomekit対応のスイッチデバイスも出ているようですが、Dashボタンだとたったの500円で済むので経済的ですね。会社のオフィスでももっと活用していきたいと思います。

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