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スタートアップの社長って何してるの?(とある1週間)

yamadera

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

Eyes, JAPANの代表の山寺です。いつも会社の社長って会社であまり顔を見ないし、フラフラ好きなことばっかりして、一体本当に仕事してるのか?と思ってる方も多いのではないでしょうか?そこで今回はとある1週間のスケジュールを紹介してたいと思います(一部お客様の了承がいるものに関してはぼかして書いてあります)。

12/2 (月曜日)
朝一番に在来線、新幹線を乗り継ぎ、東京へ。

午後から厚生労働省の医薬品・医療機器・再生医療等製品の事業化を目指している個 人を含めたベンチャー企業、アカデミア等を支援するサポート事業のMEDISO(https://mediso.mhlw.go.jp)のサポーターとして、AIを使った医療機器の相談対応。その後、急いでタクシーで移動し、とある日本を代表する医療に関する団体の研究所の方々と医療におけるセキュリティの重要性における意見交換会。会議終了後は、そちらの方々と居酒屋で軽く一杯。ホテルに帰る途中、飲み足りないけど一人で飲むのは寂しいので結局一人で銀座で一人夜カフェ。東京でホテル泊

12/3 (火曜日)
毎朝大体5時くらいから目が覚めるので、SNS見たり、溜まっている社内外のメールなどをホテルで片付けて、ちょっと合間を見て気になっていたNY発の中国料理店(https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13117961/)で一人寂しく30分のクイックランチ。やっぱり食事は誰かと一緒に食べるに限るなと実感。

その後は、この日のメインのフランスの商工会主催のピッチイベント(https://meet-and-connect-2019.selecteev.io/apply)に出るためシェアサイクルのプロジェクトであるFUKUSHIMA Wheel (http://fukushimawheel.org/) の自転車を持ってピッチ会場へ。展示ブースも一人で設置し、2分30秒のピッチももちろん英語で行う。いいコンタクトもあったけど、ピッチは精一杯頑張ったけど優勝できずまた負けた。こういうこともあると分かっていても毎回凹むなぁ…夜は信頼しているオランダ人のメンターに紹介してもらい、現在取材してもらっているフランス人のジャーナリストの自宅に呼ばれてホームパーティ。手土産に伊勢丹新宿地下でジャンポールエバンのチョコレートや、シャンパンに合わせる苺、あとは福島の仁井田自然酒さんの100年貴醸酒(https://niida1711.shop/items/5b98b8235496ff7042000939)に合うブルーチーズや、他のチーズ各種を調達。その中でもお店の人一押しの明太子とクリームチーズの組み合わせは絶品だった!夜も遅くまで気の合う外国人達と日本の良さと悪いところなど延々と話が尽きずついつい夜遅くまで。この日も東京でホテル泊

12/4(水曜日)
この日は朝9:00から現在出願しているヘルスケア関係のブロックチェーンの特許の面接審査が六本木であったのでそちらに弁理士と一緒に出席。相手の審査官が結構厳しい人で大変だった…打ち合わせも終わったので、その後、肉肉学会の千葉さんがやられている格ノ進でガッツリお肉ランチ。

午後は現在日本進出のお手伝いしているイスラエルの培養肉ベンチャー(https://www.aleph-farms.com)イベントで、食のアクセラレーターである京橋のSENQ京橋(https://www.senq-web.jp/office/kyobashi)まで移動。全体の仕切り役だったので、関係者と打ち合わせ後、培養肉スタートアップのピッチ、ヴィーガン料理で世界的に有名なシェフと農水省の方をお呼びしてパネルディスカッションを予定していたとこと、急遽、農水省の方が国会対応で参加できなくなりファシリティターとしてなんとか無理やり対応。ヒヤヒヤしたわ…その後、あちらの会社に日本進出に絶対必要だよ!っと説得した実現した未来の食のバンケット。肉は使わずほぼベジタリアンで素晴らしい料理を作ってくれたEyes, JAPANのChief Cooking Officerでありフレンチの天才、高山シェフには大感謝!また以前恵比寿のジュエルロブションでソムリエをやっていた海老原さんにも手伝って頂き、イスラエルのスタートアップの人だけではなく参加者も大満足。やっぱり食はみんなを笑顔に変える力があるな。その後、ゲストの見送りしてから皿洗いや片付けをやって何も食べずに料理を作ってくれたシェフを連れて軽く居酒屋で一杯。ホテルには午前1時過ぎに戻りすぐ就寝。

12/5 (木曜日)
この日は、仙台で可愛がっている若い起業家の後輩に誘われて、朝10時から宮城県桶谷高校の起業家教育の発表会の審査員をやるために、朝の6時に東北新幹線で仙台に。移動中は基本仕事はしない主義だけど、さすがにちょっと朝早い移動だったのと、どうしても溜まっていた仕事をやらなくてはいけないのもあり、人生3回目のグランクラスに搭乗。あれは人をダメにするな…最高過ぎる。朝からシャンパン飲んでしまい、思ったほど仕事が進まないハメに…

仙台到着後、後輩の起業家が運転する車で1時間近くかかる桶谷高校に出発。高校生のアイデアは正直レモネードビジネスが多かった印象だけど、やる気と行動力があれば今すぐでも実行できそうで頑張って欲しい。また2チームほど自動走行で時速100km出る靴とか、実際の恐竜がいるテーマパークってチームがあって、先生は苦笑していたけど実際、MITじゃCRISPRとか色々最新技術使って恐竜復元させようとしている研究者もいるので諦めないで頑張ってて励ましておいた。

その後、ホテルに戻り多少昼寝と社内の仕事をこなした後、後輩の起業家に誘われて仙台で最高のガストロノミーが頂けるフレンチへ(https://hitosara.com/0006126890/)。料理ももちろんだけど、値段もワインとペアリングでこんな値段でいいのって感じだったし、隈研吾デザインの店内、お店のBGMもよくあるJazzとかじゃなく軽いエレクトロニカ系でセンスもいいし、カトラリーから蜜蝋を使った食器まで全てがセンスが良くまたここはリピート決定の天国に一番近い席認定。仙台は意外に美味しいお店知らなくていつも日帰りだったので地味にこれはうれしい。あと夜、後輩の友人が話題の日本酒ベンチャーのWAKAZE(https://www.wakaze.jp)の営業でその方と暫し日本酒談議。それも楽しかったな。この日は仙台でホテル泊。

12/6 (金曜日)
この日も朝10時から会津のお客先の病院で打ち合わせが入っていたので朝6時の新幹線で会津へとんぼ返り。朝の打ち合わせ終わり、社内で軽くお昼食べながら社員と諸々キャッチアップ。その後近隣の町で来年から始まるプログラミング教育の提案で校長先生とお打ち合わせ。解決方法はググればいくらでもある時代だけど、何が社会課題かという問いを見つけるのが困難な時代の子供達の喜ぶ様な教育。プログラミングってなんだろってずっと考えていた。

夕方会社に戻り、オランダで色々プロジェクトやっている友人とSkypeで定例のビデオチャット。アメリカと違い、ヨーロッパは変な時差だからテレカンも1日一回が限界。その後友人のやっている看板のないバーでヴィーガン料理のプレートやクラフトビールや、ワインなどを楽しんで帰宅。久しぶりに会う自宅の愛犬2匹を可愛がりながら夜22時からデンマークの方とまた新しいプロジェクトに関してのテレカン。いい具合にまとまりそうでよかった!これでゆっくり休める!

実際はこの間に、お客様との電話や、メール、SNS、読書など諸々あるんですが、とまあこんな感じの日常を過ごしております。とあるスタートアップの社長の日常でした!(山寺)

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