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「日本酒女子会」参加レポート

Taeko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

こんにちは。
あなたは常日頃から一流のものに触れていますか?

え、触れていない?それは深刻な問題ですね。
一流になるためには普段から一流のものに触れていなければ、なれるものもなれません。

…というのがEyes, JAPANでよく言われることです。
キーボードをはじめとして、コーヒー、お茶、ごはん、そして『お酒』です。
偉そうに書いていますが、私も一流のものに触れる機会はそう多くありません。

とはいえ一流にはなりたい…。
5月27日に開催された「日本酒女子会」にて、弊社社長山寺が #Sake Senpai としてお洒落&斬新な日本酒カクテルなどパフォーマンスをする機会がありましたので参加させていただきました。

その時の様子などをお伝えしたいと思います。
日本酒の沼へようこそ。一流への第一歩として。

イベント概要

日本酒好きの女子が集う「日本酒女子会」では、お花見や酒造見学など日本酒好きが交流するイベントを開催しています。会津若松市の観光大使である「歌酒」の氏家エイミーさんの主催の会です。
今回は会津のつながりということもあり、弊社社長山寺が #Sake Senpai としてゲスト参加!
コロナウイルスの影響もあり、 5月27日の「日本酒女子会」はオンライン開催でした。
(私と数名の参加者はEyes, JAPANのオフィスからオンサイト参加しましたが、遠方からの参加はありません)

今回のテーマとしては、
日本酒
・カクテルなどのアレンジ
・おつまみとのペアリング
を楽しむ、というものでした。

オンライン参加者はせっかく作っても飲めないので「おいしそ〜」という言葉がひっきりなしに画面の向こうから聞こえていました…。

当日のアレンジやペアリングの中から、参加者の反応の良かったものをいくつかご紹介します。
またページの最後には当日いただいた日本酒一覧を載せました。

私がユメヲミタ

最初にいただいた「玄米がユメヲミタ」。ノンアルコールの玄米甘酒です。
とろっとした口当たりと優しいお味。もともと甘酒が苦手だと厳しかったみたいですが、ほっこり優しくなれそうな、そして夢を見れそうな気がしました。

ここでアレンジを加えるのがSake Senpaiです。
トリュフオイルと胡椒で風味をチェンジ。優しい味わいに豊かで濃厚なトリュフの香りが加わる。
うん、すごい美味しいけど、絶対一人じゃやらない。

日本酒のフルーツポンチ

日本酒、いやそもそもお酒とは思えない飲みやすさのSnowdrop。
女子大生からの認知度および人気がとても高いこちらのお酒ですが、フルーツポンチにしちゃいました。
フレッシュなフルーツの上に豪快にかけます。甘くて食べやすい!
これは飲み過ぎ注意です。(透明のボウルとかに入れるとさらに見栄えも良かった…)

日本酒でアップルパイ

Bandaisan Apple x Sakeというラベルも可愛い、日本酒リンゴジュース。
本当にリンゴ100%ジュースを原料にしたお酒です。なんと日本酒もリンゴも会津磐梯産!
熱燗でいただきましたが、また飲みやすいこと。ただジュースのように甘いだけではなく、ほんのり日本酒の風味があることで少し大人な感じ。

ここでSake Senpaiのショーが始まりました。なんと、シナモンで燻す!
しっかりとシナモンの香りがつき、口に入れると風味はアップルパイそのもの。
パウダーのシナモンとは全く違うものでした。
「液体の燻製なんて発想すらなかった…」(参加者の声)
「燃えたあとの香りがアップルパイを焼いた後の感じを引き立ててた」(参加者の声)

あなたはスズ派?銅派?

ここで私の思う日本酒らしい日本酒をいただきました。弥右衛門酒です。
まずは普通に冷酒としてどうぞ。
その次は熱燗としてどうぞ。

そしてあなたはこっちとこっちどっちの熱燗が好き?

え?何か違うの?違いがわからないかもしれない…とヒヤヒヤしましたが、全く違う!
右側のスズ(錫)は、ふんわり柔らかい味がします。
左側の銅は、しっかりとした味で普通の熱燗よりも強い味わいに。
女の子の中では5人中4人が「スズ派」という結果でした。
一流になるためには、酒器にもこだわりを持つ必要性がありそうです。
「スズの方が柔らかくて飲みやすかった」(参加者の声)

さっぱりおいしい日本酒

スズと銅で違いを楽しんだ私たち。
私もこの日本酒にこれ以上のアレンジはないだろう、と思っていました。
そこでもSake Senpaiはやってくれたのです。
山椒とソーダを加えると…まるでレモンサワー!
味の世界は広いんだな、ということが身に染みました。

日本酒はやっぱり日本のものと一緒に。

写真を撮り忘れてしまったのですが、

・出汁
しょっつる

とも合わせていただきました。

出汁割りは、ほっこりするような、安心するような優しい味に。
「しょっつると並んで1番好きかも」(参加者の声)
「休憩として飲めるくらい、落ち着いた味わいだった」(参加者の声)

しょっつる(ハタハタの魚醤)は一滴舐めてから口の中で合わせていただきました。
旨味と独特な風味が日本酒ととても合いました。
「日本食ってなんて素晴らしいんだろう…っていう広い心を持てた」(参加者の声)
「交互に味わったらいくらでも飲めそう」(参加者の声)
家でやりたい、ということで買った方もいました笑

その他のテイスティングしたお酒について

・ビールと日本酒
標葉にごりとビールを合わせていただきました。
なんとこちらにカレーが合うんです。驚きます。
ビール単体よりも好き、両方のいいとこ取り、という声も。

・コーヒーと日本酒
こちらは凍らせたコーヒーに日本酒を注ぎ、コーヒー風味でいただきました。
溶け加減によって味が変わります。コーヒーの好き嫌いもあったと思いますが、好みが分かれていた様子。

・ショコラにごり酒
チョコレートとにごり酒の素敵なコラボレーション。日本酒の風味も感じる良いバランス。
バニラアイスに熱燗ショコラをかけて、デザートのようにいただいても美味しかったです。
来年のバレンタインにいかがですか?

・チーズと日本酒
チーズはワインと合うだけではありません。日本酒とも合うんです。
開催後アンケートの結果では「日本酒に合うおつまみ」として見事ランクイン。

・柑橘系日本酒
「シトラス」という柑橘の爽やかな香りの良い日本酒をいただきました。
さっぱりしているので、これからの暑い夏にも良いかもしれません。
こちらも女子には「飲みやすい」ということで人気。こちらも開催後買った方がいました。

・甘酒と日本酒
Snowdropフルーツポンチと玄米がユメヲミタの掛け合わせも楽しみました。

参加者の声

・今まで持っていた日本酒のイメージが大きく変わって、日本酒が好きになった
・お酒の飲み方って分からなかったけど、料理みたいに自由ということを知れたのでこれから自分でもやってみたい
・会津のお酒にこんなに種類があるなんて驚いた、せっかく会津に来たんだから楽しみたい
・学生だとあまりテイスティングする機会を作れないので、良い経験だった
・お酒を学ぶ機会がないので、今回参加してたくさんの知識を得ました
・おじさんのイメージあったけど、おしゃれな日本酒が多くて、ばえる!(女子大生の感想です)

総括

日本酒すばらしい!

基本的にはそれに尽きます。会津に来ているのに缶チューハイやストロングのなんとかだけ飲んでいる方はもったいない…と思いますよ、是非飲んでみて欲しいです。

日本酒を20歳になったばっかりの学生が一人で選んで買って飲む…なんてことはあまりないでしょう。またトリュフオイルや魚醤などを家に揃えることは不可能なので、私は今回イベントに参加することができて新たな発見をすることができました。日本酒に慣れていないと甘いチューハイの方が飲みやすい、という方もいらっしゃると思います。そういう方にはぜひ、今回ご紹介したシトラスやSnowdropなどから日本酒の世界へ入っていただけたらと思います。「このような飲み方がある」ということを知っているだけでもあなたの世界は広がっています。日本酒を毛嫌いしている方にはぜひ教えて差し上げてください。

参加者は初対面の方も多かったですが、お酒を交わしているうちに打ち解けていきました。オンラインのイベントなども増えましたが、実際に会うことの良さを再確認することができました。

また、ただ美味しいだけではないのが日本酒。蔵ごとの麹菌などがあって、それで発酵させる。一種の発酵食品ともいえるでしょう。甘酒に至っては「飲む点滴」と言われています。水や米などこだわりぬいた先にある日本酒です。ちょうど今私は食に関してのプロジェクトに関わっていますが、発酵の奥深さに何かグッとくるものがあります。日本の発酵は世界的にも注目されていることもありますし、日本酒を語ることは外国人エンジニアとの話の種になるのではないでしょうか。
この日本の、会津の食文化、お酒を味わって、一流となりましょう。

おまけの情報

当日用意した日本酒

玄米がユメヲミタ(ノンアルコール)
Bandaisan Apple x Sake
弥右衛門酒
シトラス
Snowdrop
宮泉
標葉にごり
ショコラにごり酒

当日用意したおつまみ

・お漬物
・チーズ(ブリーチーズ、ブルーチーズ、ミモレット)
・フルーツ(バナナ、キウイ、イチゴ、ブドウ、パイナップル)
・お刺身
・カレー
・ケーキ(チョコ、チーズ)

アンケート結果としては、お漬物・チーズが人気でした。
フルーツが合うことに驚いたという声も。

当日用意したチェイサー

手間はかかったものの、女子会では「ばえ」ないと意味がありません。
写真を撮るのが遅くなり水量が少なくてばえてない、というご指摘は…ご容赦ください。

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