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【WEB担当者向け】はじめてのサーバー移管を図解してみた

ishii

初めてサーバの移管を頼まれた時、まずはどの様な作業が必要か調べるかと思います。
しかし、初めての人が知りたい全体の流れを俯瞰でみた記事は見つけることは難しく、どちらかというとシステム担当者向けの操作方法がまとめられた記事が多くあります。
システム担当者からすると当たり前な知識ですが、初めてだとそもそも何を準備すれば良いかについても分からないのです。

私自身、このように初心者向けの記事が少ないこともあり、最初は理解するのに苦労した経験があります。
そこで今回は、サーバ移管とはどのくらいの期間・作業が必要か、初心者でも分かりやすく、大まかに流れを理解できるようまとめました。

そもそもサーバの移管とは?
Webサイトはサーバという箱に入っているデータを、ドメインを元に参照、表示しています。
世の中にはサイトの数だけサーバがあるため、そのサーバまでのルートを設定してあげる必要があります。
よくルートとして例えられているのが家の「住所」です。
そしてサーバの移管は違う家への引っ越しするイメージです。
違う家へデータを移動し、もしその後誰かがデータを見に行きたくても、住所を教えてもらわないと辿り着けません。
そこで引っ越しの際に必要となるのが、データの引っ越しや新住所の登録になるのです。

実際の大まかな流れは以下の通りです。
※なお各会社の運営方法、使用サービスにより、以下の通りではありませんのでご注意ください。

(1)サーバ移行
(2)ドメイン・DNS設定の移管
(3)Webサーバ切り替え

サーバ移管の流れを俯瞰で見た下図を元に説明していきます。

(1)サーバ移行

所要時間:1日〜

まず初めに行うサーバ移行は、サーバの中のデータを新しいサーバにコピーする作業になります。
ここでのポイントが、移動ではなくコピーするという点です。
レンタルサーバー等を新しく用意して、同じサイト(データ)を表示します。
また上図を見ると何にも繋がっていない、孤立した状態です。
サイトのバックアップを取る様な手順となります。
ここでは仮のURLでアクセスできる状態になりますが、後で正しいドメインに変えるので問題ありません。

<やること>
移行前の運営会社(上図だと業者)にはサーバの資材を丸ごと送っていただくか、現在データが置いてあるサーバーに入る為のFTP情報を教えてもらいましょう。
※FTP情報は機密情報の為、提供いただけない可能性があります。
提供いただける時には、情報漏洩に十分気を付けてやり取りしてください。

その後、新しいサーバを自社で用意し、データをそこにアップします。
サーバを用意する時は移行元のサイトに合わせ、動的サイト、または静的サイトに対応しているかを事前にご確認ください。
例)
S3など…静的サイトのみ対応
さくらレンタルサーバなど…動的サイト/静的サイトに対応

(2)ドメイン・DNS設定の移管

所要時間:2〜3時間 ※他社間での移管の場合は時間が掛かります。

業者が持っているドメインを譲り受け、自社の管理下にします。
最初に躓き易い点として、サーバは箱、ドメインは住所ということを切り離して考えましょう。

<やること>
ドメインの移管には業者側での手続きが必要です。
相手と自分のドメインの取得サイトが違う場合、同じ場合で手続きが異なりますので、「自社は(サービス名)を使っていますが、そちらは何をお使いですか?」と聞いておくと良いでしょう。
手続きの方法は「ドメインを取得したサービス+ドメイン移管」と調べると出てきます。

例としてメジャーなドメイン取得サイト「お名前.com」では、相手が移管手続きをするとパスワードが発行されます。
自社のアカウントで「お名前.com」にログインし、そのパスワードを入力することで移管完了となります。
この時、DNSの設定も引き継がれます。

(3)Webサーバ切り替え

所要時間:1〜2週間

最後に、孤立していた新しいサーバとドメインを紐付けます。
そうすることで、ユーザがURLからアクセスした時に新しいサーバを参照できるようになります。
上図では業者のサーバをバツとしていますが、まだ削除はしないでください。
なぜなら、しばらくはキャッシュの問題などで業者のサーバが参照されてしまう期間がある為です。
大体1〜2週間は業者、自社の両方のサーバが存在するようにします。

<やること>
ドメイン取得サイトから、引き継がれたDNSの設定を見ることができます。
そこで、新しいサーバの初期ドメインを登録することで紐付けが完了となります。

最後に

今回は、移管が初めてでそもそもどの様な流れか分からない方向けに、大枠が分かるよう説明しました。
掲載した図はWeb担当者に移管についてを説明する時の参考資料としても見ていただければと思います。

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