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エンジニアがリモートワークで働いてみて【インタビュー】

きたざわ

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

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近年、「ブラック企業」という言葉の流行から「働き方を見直そう」という動きがみられるようになりました。
出産・育児や介護など様々な事情・ライフステージの変化で、ワークライフバランスは変化します。一人ひとりのワークライフバランスを実現できるような働き方が出来る、というのは労働者としては理想ではないでしょうか。

Eyes, JAPANには「多様性を大切にする」という文化があり、働き方にも多様性を認めています。社員はフレックスタイム制を採用、アルバイトはある程度自由にシフトを組めたり、リモートワークで働いている社員もいます。

そこで今回は、リモートワークで働くEyes, JAPAN歴14年目のエンジニア・真水(しみず)健介へのインタビューをお届けいたします!(聞き手:北澤)


リモートワークの経緯

– 真水さんは会津大学を卒業してからずっとEyes, JAPANで働いていますよね。リモートワークをするまでの経緯を教えてください。

大学2年頃からEyes, JAPANでアルバイトとして働き始めて、2003年の大学卒業と同時に正社員として入社しました。在学中から会津若松に住んで、会社に通勤をして働いていました。
転機が訪れたのは2013年頃で、結婚を機に新潟の実家へ移住することを考え始めたことです。実家が農業を営んでおり私が長男だったため、一時期退職も考えていました。
仕事を続けたいという思いもあり、それを山寺さんに相談したところ「スキルが高い人に残っていてほしい、長く勤めてほしい」とお話しをいただき、リモートワークでの勤務が決まりました。
2014年4月に実家へ移住してリモートワークを開始、現在は3年目に突入し、月に1回(1泊2日)会津のオフィスに出向いて仕事をしています。

– リモートワークはEyes, JAPANでもはじめての試みでしたが、不安に思ったことなどはありましたか?

月並みですが、「従来通りの作業を行うための準備が不十分ではないか」ということです。管理ツールを使って作業計画や成果物の共有をしたり、Slackやビデオチャットを使用したコミュニケーションを行うことで、今まで大きなミスもなく仕事を行うことができていると思います。
あとは、社内にいないので存在を忘れられるのではないかと思っていましたが、完全に杞憂でした。(笑) 新人のメンバーには「いつもはiPadの中にいるリモートワークの真水」として自己紹介しやすい一面もあります。

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通勤時間軽減は一番のメリット

– いろいろなところで聞かれていることかとは思いますが(笑)、リモートワークのメリットを教えてください。

個人的な意見ですが、一番大きいメリットは「通勤」ですね。今は自宅の離れで仕事をしていて通勤時間が15秒くらいなのですが、天候に影響されず通勤ができますし、余裕を持って出社できるのは良いですね。
その他のメリットとしては、介護・育児の場合、突発的な事態への対応が取りやすいということや、地域の活動に参加しやすいということ、空き時間の有効活用ができる、という点が挙げられます。会社のメリットとしては、遠方に住んでいる人材を雇える、オフィスのスペースを節約できるなどがあるかと思います。

– 地域の活動といえば、毎年春から6月にかけて真水さんは地域のお祭りの準備で忙しそうですよね。先日お祭りが無事終わったとのことで。

私の住んでいる地域には「白根(しろね)大凧合戦」というお祭りががあり、実家に移住してからは毎年準備から参加しています。祭りは平日を含めて計5日間に渡って開催され、準備では大凧を制作するのですが、平日勤務後や休日に定期的に集まって作業をするという日々でした。
こういう地域のイベントに参加できるのも、会津に住んでいたら出来なかったことだと思います。

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– では逆に、リモートワークのデメリットはありますか。

対人コミュニケーションが減るという点が一番のデメリットで、あとは運動量が減ったり、オンオフの切り替えを意識する必要があるということが挙げられます。
会社の行事に参加しづらいということもあるので、月に1度は会津で働くことを習慣にしています。

– リモートで勤務されてますが、離れてる感じがあまり無いなと個人的には感じています。

勤務時はSkypeで常時接続をしたり、出社時・昼食時・退勤時はSlackで挨拶をしているからかもしれません。(笑) 同じ場所にいる空気感を出すということは、大切にしています。
リモート勤務を始める時に山寺さんに「Kubi」というガジェットを購入していただき、会津オフィスの机に置いてもらっています。KubiにiPadを取り付けているので、そこからSkypeを繋いでいます。

– Kubiは持ち運びして使えるのがいいですよね。会議のときにKubiを持って移動すれば、真水さんも会議に参加できます。今は着物を着ていて若松っつんっぽくてとてもかわいいです。(笑)

1日の過ごし方の変化

– 会津で働いていた頃と比較して、1日の過ごし方は変わりましたか?

そうですね。大体こんな感じでしょうか!
朝型の生活になり、一人暮らしの頃と比べ、家事(掃除・洗濯・皿洗い)を毎日行うようになりました(笑)

– お子さんが産まれたということもあり、当たり前かもしれないですが自由時間はかなり減っていますね(笑)

しかも今は自由時間を子どもの写真整理に充てていることが多いですね!

– な、なるほど!(笑)

最後に

– リモートワークで働くことについて、最後に一言お願いします。

個人の生き方の多様化に伴って、それぞれに合った働き方を選択できるようになる社会が求められているのではと感じています。現に、リモートワークを取り入れる企業が増えて来ていると聞いています。
今後Eyes, JAPANでも、他のスタッフがリモートワークを希望する場合があれば、私の事例をモデルケースにして働きやすい環境を作っていければと思います。

– 最近、働き方に関する意識が高まっているのを感じます。Eyes, JAPANだけでなく、リモートワークを検討されている方の参考になれば良いですよね。
真水さん、ありがとうございました!


Eyes, JAPANではリモートワークに関する取材を承っております。お問い合わせはこちらから。
[過去取材された記事]
Kubi Helps Families Stay Together in Japan
Kubiの販売代理店 iPresense様のCase Study(PDF)

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