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あの会場=作品+来場客;

oyama

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

アメリカ・LAから帰国したのは今週の日曜日。
体調や戦利品の管理に追われて早くも数日が過ぎ去りました。
日本の蒸し暑い日中を過ごしていると、涼し過ぎたConventionCenterの会場を思い出します。
戦利品の中から映像作品を収録したDVDを探し出して部屋を「あの会場」の如く冷房。
かれこれ二年目の付き合いになるMacにDVDを挿入して、さぁ一人鑑賞会の始まりです。

時間にそれほど余裕があるわけではありませんので、記憶をたどって特に面白かった作品たちをピックアップ。
ディスプレイ内の世界にじっと目を凝らします。

とりあえず満足するまで作品を堪能した後に思ったことは。やはり「あの現場」で映像を鑑賞したのは間違いでなかった、ということです。

会場の大画面や大音響にパソコンが敵わないのは当然のことですが、それ以上に、あの会場を埋め尽くしていた来場客の作品に対する反応が、ここには無い。それが大きいと思います。息をのむシーンでは静まり返り、笑いを誘うシーンではドッと笑いの渦が起こり、そして作品が終わるごとにあたたかい賞賛の拍手が送る。
日本での試写会や上映会には参加した経験がありませんので違うかもしれないのですが、日本国内ではなかなか見ることのできない光景であり、そして味わえない体験なのだろうな、と思いました。

今回のSIGGRAPH参加。形として残った物以上のものを手に入れることができた、そんな風に思えます。
また機会があれば是非とも、あの会場に身を置いてみたいものです。

OYAMA (夏は特に…)
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