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真のハッカーを目指して

Masato Kaneko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

この記事では ハッカー という言葉を、コンピュータ全般に関してとてつもない興味と知識を持ち合わせるようなコンピュータ技術者という意味として話を進めます。
オープンソースソフトウェアを作り出したり、フリーソフトウェアの開発に携わったり、ネットワークインフラが機能し続けるよう手伝ったりするような人々と考えていただけると分かりやすいかもしれません。

自分は今まで UNIX 系 OS やネットワークに関する知識の多くを Web サイトから得てきました。
もちろんそれ以外の情報源からも学んできましたが、何か分からないことなどがあった場合には Google 検索などを活用して、自分と同じような問題を抱えている人達が Web 上に提供してくれている情報を参考にしてきたりしました。
もちろんそういった情報を提供してくれる方々はとても素晴らしいと思いますし、実際自分も多く助けられてきたのでとても感謝しています。

しかしながらある時自分はふと、それは結局 Web において 他人が経験したことを学んでいるに過ぎない と気付いてしまいました。
それはつまり 他人が経験していない情報は得ることが出来ない ということです。
もちろん技術的な知識の基盤を身につけるのに、他の誰かが経験したことを参考にして学んでいくことも必要です。
しかし、いずれは自分で経験して自分で学んでいかなくてはならないのではないでしょうか。
私は将来真のハッカーになるのが夢ですが、自分で道を切り開くことが出来ないようでは一人前のハッカーにはなれないと思っています。

さて、では一体どうすればいいのかということですが、自分が思いつく限りでは以下のことが考えられます。

  • 開発者が作った公式のドキュメントや仕様書を読む
  • 実際に自分でソフトウェアなどを使ってみる / 触ってみる
  • ソースコードを読んで実装を知る

もしかしたら他にもあるかもしれませんが、自分が思う ハッカー というのは、コンピュータ上で利用されるあらゆるものの動作原理や仕様を把握している、という認識なので、基本的な心がけとしてはこんな感じではないでしょうか。
自分もまだ修行中の身なので偉そうな事は言えないのですが、少なくともこれからは上に挙げたようなことを実践して自分の知識を磨いていこうと思っています。


Masato Kaneko
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