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知的好奇心と情熱

Masato Kaneko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

私は、技術者としての自分自身を磨くために最も大切なことは、技術的なことに関する知的好奇心を持つことと、それを維持することだと思います。
私の場合ですが、初めて UNIX 系 OS に触れた時に、まだ自分が全然知らない世界がたくさんあるんだということを実感し、自分の無知さを思い知らされました。
そしてそれからは、自分がまだ知らないことがあることにひどく嫌悪感を抱き、必死に色々な知識を身につけようと努力しました。
その業界の権威者の方々と自分との間のギャップをなんとか埋めようと日々模索し、勤しんできました。
もちろんその知識を得る過程は自分にとって楽しかったので、苦にはなりませんでした。
知らなかったことを何か一つでも覚えることが純粋に嬉しかったのです。
そして自分の場合は、他人に教えてもらう前に自分で一通り勉強して知識を得たかったので、ひたすらに自分一人で勉強していました。
しかしながら、自分一人で勉強することがベストだとは思わないので、そこは人それぞれ自分にあったやり方や考え方を優先すべきです。

今言えるのは、今までの自分を築き上げてきたのは間違いなく知的好奇心という情熱のおかげです。
知的好奇心が自分の中の技術者としてのすべての原動力だと言っても過言ではないと思います。
なので他の学生のみなさんも、様々な事に興味を持ち、その知的好奇心を勉強する情熱に変えて、日々努力していくと良いのではないでしょうか。

Author: Masato Kaneko
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