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3D プリンタでプリントする前に…

sakai

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

先月、Eyes, JAPAN Blog で告知しましたとおり、会社に3Dプリンタを導入しました。

パソコンで作った3DCGモデルを現実に起こすことのできる 3D プリンタ。医療分野におきましては、リアルな臓器のモデルをプリントし、オペのイメージトレーニングやどうしたらより切開部分を小さくできるかなどの検証 に使われおり、娯楽におきましては、フィギュアのモデルや組み立てモデルのパーツ、SFX などで使用するミニチュア撮影用のモデルなどをプリントするために使われております。

 

 

 

 

 

 

 

 

導入してから1ヶ月ほど経ち、扱い方も少しずつ理解しつつあります。ただ、どうしても不慣れこともありまして、作成した3DCGモデルを3D プリンタ用の大きさの合わせる作業がなかなか上手くいきません。普段は、3ds Max で大きさを調整しており、上の図をご覧のようにグリッドで大きさを確認しつつモデルのサイズを変更しております。ですが、グリッドの大きさの単位と3D プリンタ用のファイル(STL)の大きさの単位が違っており、例えば、グリッド内の四角形1つの大きさを縦横 1cm で設定したとしまして、それに沿ってモデルを編集しSTLを出力してみますと、大きさが0.5mm程 になってしまいます。なので、今現在はモデルを編集しつつサイズの目安を測ることに努力しております。

3D プリンタ を趣味として使ってみるのもなかなか面白いですが、その前にモデルの構成を考えるのに一苦労することもお忘れなく。

酒井(特撮で使ってみたい)

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