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ロードバイクでさらに広がる会津の魅力

Junichi Fujinuma

藤沼です。全国的に梅雨入りしましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

私は連日の気圧変化で頭痛に悩まされています。最近では「気象病」と呼ばれているそうですが、詳細なメカニズムは解明されていない(そもそも、科学的な根拠に基づくのかどうか一致した見解がない)ので、私はあまり深く言及はしないようにしています。いずれにせよ不思議な現象です。季節の変わり目、皆さんもご自愛ください。

インドア派な私が唯一ハマったスポーツ

さて、学生の頃からほとんど運動をしなかった私。趣味は手品、ポーカー、ボードゲームと “ザ・インドア” といった感じです。唯一ハマった運動といえば1つ目の会社で上司と同僚に誘われてついていった登山。人生初の本格登山から3,000m超えの仙丈ヶ岳(南アルプス)に登りました。山の天気の変化の激しさ、心身ともに疲れ果てたところに目の前に広がる景色の美しさ、仲間と山で食べる食事の美味しさ、自然の偉大さ、人間の存在の小ささ、自らの足で山の頂に登る達成感など普段の生活では得られない感動を味わいました。

仙丈ヶ岳(3,033m)。霧と強風に虐められたが、登頂時には陽もでて素晴らしい景色を拝むことができた。

当時東京に住んでいた私は、職場の同僚や友人を誘っては関東近郊はもちろん、文字通り「北は北海道南は九州まで」山登りに行くようになりました。低山を含めれば毎月1回は登っていたと思います。山にストイックに打ち込んでいる方からすれば大した頻度ではありませんが、多趣味な私にとっては結構ハマっていたほうだと思います。

男体山(2,486m)。急登一直線の登山ルート。山開きに合わせ前日入りし、当日は早朝から登った。

赤城山の黒檜山(1,828m)・駒ヶ岳(1,685m)縦走にて。写っているのは以前の職場の先輩と後輩。

会津への移住、そして新たなスポーツとの出会い

そんな私ですが、実は会津に移り住んでからまだ登山に数えるほどしか行けていません。理由は「一緒に行く仲間がいないから」です。いくら登山経験があるとは言え、単独登山をする勇気はありません。身近な人が単独登山で事故に遭っているので、尚更そういう気は起きないのです。

とは言え、せっかく自然豊かな会津に住んでいるのにそれを満喫しないのはもったいないですよね。そんな訳でつい先日、ロードバイクを購入しました。

スポーツバイクにはアニメ「弱虫ペダル」「ろんぐらいだぁす!」やYouTubeで動画投稿をされている「けんたさん」という方の影響で数年前からずっと興味がありつつも、安い買い物ではないですし場所も取るので躊躇していました。きっと私のような人は少なくないでしょう。(なにより多趣味なのでお金が回らない)

ところがある日、会津若松のとある居酒屋の大将が自転車乗りだということを知り、話を伺うと「猪苗代湖を一周した」だの「●●から■■まで100km走って来た」だの会津地域の地名を交えながらライド経験を話してくださいました。

よく知っている地名を聞くと「あんなところまで行けるんだ!行きたい!」とイメージが具体的になり、俄然興味が湧いてきます。それからというもの、私は各自転車メーカーのモデルを調べては、素材・形状・部品のグレードの数々など、沼の深さを垣間見つつも見ないフリをして自分なりの候補を2, 3ピックアップしました。

スポーツバイクに関する動画をアップし続けている「けんたさん」。自転車系YouTuberというジャンルを確立したのは彼の功績といっても過言ではない。ガジェット好きであるのも特徴だ。

そしてまた別の日、今度はいつもお世話になっている美容室に行くと立派なファットバイクが置いてあるではありませんか。美容師さんに聞くと中央通りの「9 NINE」さんで数日前に購入したものとのこと。ピストバイクを扱っているのはなんとなく知っていたものの私は行ったことが無かったのですが、単純な私は美容室を後にしてその足でお店へ・・・。お店のマスターはとっても気さくな方でした。美容師の方が「いい人過ぎて、この人から買うしか無いと思った」と仰っていたのが頷けます。

私が候補に挙げていたメーカーのうち1つを取り扱っていらっしゃることもわかり、検討していたモデルはメーカー在庫がなかったものの、最終的にFUJIというメーカーのJARI 2.3というモデルを購入しました。

FUJIのグラベルロードバイク(※)のエントリーモデル「JARI 2.3」。
※同社は「アドベンチャーロード」という謳い方をしている。

FUJIというメーカーは実業家であった岡崎久次郎が1899年に創業した日米商店が前身となっており、約120年もの歴史を持っているそうです。こちらのページではFUJIの歴史が写真とともにわかりやすく纏められていますので、ぜひご覧頂ければと思います。現在は米国資本に移り、米Advanced Sports, Inc.傘下で「FUJI」ブランドが受け継がれています。

日本で生まれ、米国に渡ったあとも世界中で愛されている「FUJI」というブランド。なんだか素敵なストーリーではないでしょうか。

早速、初ライドへ

翌日、自転車館コバヤシでヘルメットやグローブなど最低限必要なものを購入。このコバヤシさん、Twitterで教えていただいたのですが、ロードバイクが流行する20年前以上からアメリカやイタリア等の自転車を会津で唯一扱ってたお店だそうですね。

保安部品も一通り揃っていることを確認した上で早速初ライドへ。私はとにかく小心者なので、なるべく交差点を避けて走っていたら阿賀川沿いのサイクリングロードにたどり着きました。調べてみると「大川喜多方サイクリングロード(県道:会津若松熱塩温泉自転車道線)」という名称で、未開通区間を含めると芦ノ牧温泉と喜多方をつなぐ全長49kmのサイクリングロードとのこと。

練習がてらサイクリングロードを少しだけ走ってみましたが、進む進む、とにかく進む。スポーツバイクってすごいですね。約20km弱のライドでしたがとても楽しかったです。もう少し慣れたら自動車の往来が少ない「早朝の時間帯を狙って喜多方で朝ラー(朝ラーメン)を食べに行く」という目標が立ちました。

コロナのことを考えると国内外ともに未だに気を抜けない状況ではありますが、一方でサッカーやF1などのワールドワイドなスポーツも再開し、そうした点に於いては嬉しい限りです。一日でも早く、外で思い切り走れる日が訪れることを祈っています。

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