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ゴルフのハンディキャップと思えば・・・

beko

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

最近読みたい本が「生物進化とハンディキャップ原理」です。
amazon.comの解説によると、狼に追われたガゼル(鹿っぽい動物)はすぐには逃げ出さずに、その場でピョンピョン飛び跳ねたあとに走り出す。なぜかといえば、脚力を相手に見せて、自分が逃げきれるということを、つまり狼とのハンデの差を教えることで、双方の無駄を省こうという目的があるからだそうです。野生動物にとって、無駄な体力を消耗しないことは非常に重要なことです。
この場合、狼もそれを見て「なるほど」と納得する知恵が必要で、そういった、食う食われるなどの単純な図式ではなく、高度な駆(駈?)け引きができる生き物が勝ち残ってきたのではないかという理屈だそうです。
人間同士の関係においても、そういう”人を見る”という高度な判断が、ビジネスや私生活をうまくやっていくためには必要ですね。
また、システムエンジニアにとっても、自律しているという、あたりまえのようでコンピュータにとっては夢のまた夢である生物の特徴を知る上で、こういった本は食指をそそります。
秋にはまだ時間がありますが、麦茶とアイスを友に、読書にふけるのもまた、善しと思います。

担当: 瀧口

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