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ノーベル物理学賞

Yuta Sekine

この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

こんにちは、アルバイトの関根です。
今日はBadUSBについて書こうと思っていましたが、日本人から3人のノーベル賞が出たので、それについて書きたいと思います。
今回ノーベル賞をとった内容は「青色発光ダイオード」についてでした。

まずはじめに、発光ダイオードの特徴ですが、
・熱を出さずにエネルギーを無駄なく光にすることができる半導体
・消費電力が少ない
・半永久的に使用できる
などと、メリットが有ります。発光ダイオードとは、1962年に開発されました。当時は赤色のものだけでした。

当時、メリットの多い発光ダイオードをディスプレイへの使用を考えて、赤色だけでなく、光の三原色を開発が始まりました。
しかし、光の三原色(赤、緑、青)のうち、なぜか、青色のものだけが長年開発されずにいました。世界中の有名大学や大手企業が莫大な資金を用いて挑戦したのにもかかわらず、開発には成功しませんでした。
20世紀中には開発されないと思われていたその時、中村修二によって1993年11月に実用化されました。
これによって、LEDディスプレイは急激に発展し、今日私達が使用している、テレビやゲーム機などに使われています。

では、なぜ中村修二1人ではなく3人での受賞か?

赤崎勇
松下電器産業東京研究所にいたころに、青色LEDの開発を始めた。その後、名古屋大工学部教授になり、天野浩と共に世界初の高輝度青色発光ダイオードの開発に成功した。

天野浩
赤崎勇博士と共に、世界初の高輝度青色発光ダイオードの開発に成功した。

中村修二
高輝度青色発光ダイオードの実用化をした。

と、順序を追ってこの三人によって今の青色発光ダイオードは開発されました。

今回のノーベル賞は一人でなく、複数での受賞というとこが、とてもうれしいく思います。。
こうやって考える今の情報社会が発展したのもの青色発光ダイオードの発明があったからと言っても過言ではない気がします。
今回、ノーベル賞を受賞したお陰で、LED技術について見なおすことができました。
みなさんも、普段なにげなく使用している機器で使われている技術について、調べてみると面白いかもしれません。

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