既にあるものをうまく使って新しいものを作り出せること、これはエンジニアにとって欠かせない素質です。

先日、SnowShoeというプロダクトが資金調達に成功したという記事が紹介されていました。
SnowShoe、見た目は小さなプラスチックのスタンプなのですが、スマホ画面にポンと置くだけでスタンプの情報を認識させられるというのです。

スマホ画面に置くだけで認識されるプラスチック「スタンプ」を発明したSnowShoeが350万ドルを調達

実はスタンプの面にはいくつかの指紋がプリントされており、スマホが元々備えているマルチタッチの機能を利用してスタンプを認識させているというわけですね。
スマホに特別な仕掛けを施すでもなく、もちろんスタンプ自体に特別な電子部品を使うでもなく、そこに既にある要素をうまく利用してプロダクトを成立させています。

ちょっと目線を変えてみると、普段コンピュータに向かっている時でも、うまく既存のシェル機能やスクリプトを組み合わせて使っていけば色々なことをできる環境は整っているわけです。
温故知新ではないですが、既にあるものを知って新しいものを生み出していくのを心がけていきたいですね！

担当：八幡